経営はキラキラ、理系は真面目な「東京理科大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

大学

Abstraction

早慶上理」という言葉をご存じでしょうか。私大トップクラスの難易度を誇る4校の頭文字をとった言葉です。「早慶上智」ではありません。「上理」です。

その「」こそが、今回紹介する東京理科大学です。

では、東京理科大とはどのような学校なのでしょうか?

早慶や上智と違いあまり馴染みがなくイメージが湧かない方も多いかもしれません。僕自身も文系であるためほとんど何も知りませんでした。

実は前進の「東京物理学校」は夏目漱石の『坊ちゃん』にも登場する伝統ある学校です。

そして現在はその伝統を守りながらも現代社会の変化、技術革新に対応できる人材を育成しようと変革を進めています。教育・研究のレベルは高く付いていくのは大変かもしれませんが、それに見合うだけの学びが得られるでしょう。

 

大学概要

ここでは大学について簡単にまとめていきます。先ほど歴史ある大学だと記しましたが、その歴史は明治期にまで遡ります。現在に至るまで、日本の、そして世界の科学界を支えるような人材を多数輩出してきたのです。

学校の沿革・理念・使命など

東京理科大の歴史は古く前進の「東京物理学講習所」が創設されたのは1881年です。国の繁栄のためには科学技術が欠かせないと考えた創設者たちにより、明治期の自然科学教育を支えていました。建学の精神も、ズバリ 「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」 です。1949 年に改組されて現在の校名である東京理科大となり、その後様々な学部が増え現在の形になっています。

科学技術の発展とともに新たな問題も浮上してきた昨今においても日本の科学技術に基づく発展を支えるべく、 「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」 を教育研究理念として掲げています。そして、幅広い教養と専門知識、国際的視野、更に人間性も兼ね備え確かな実力を有する科学者・技術者・理数教育者の育成を使命としています。

著名な業績や有名人

各分野の研究室が様々な研究に力を入れていますが、近年特に大学として宇宙の研究に熱心に取り組んでいます。

後述する宇宙教育プログラムのために宇宙飛行士の向井千秋さんを特任副学長に迎えるなどして最先端の宇宙研究・教育を実施しているようです。また著名な卒業生も輩出しています。

アナウンサーの楠田枝里子さんや中退にはなりますが俳優のムロツヨシさん、書家の武田双雲さんなどバラエティーに富んだ方々がいますが、理系の大学らしく他大の教授や研究者、IT 企業の社長などが多いです。

他にも大企業の社長・代表を輩出している他、ノーベル生理学・医学賞受賞者の大村智さんは大学院理学研究科に所属し理学博士の号を取った後に長らく薬学部の非常勤講師を務め、現在も特別栄誉博士を務めています。

学部・学科

この章では学部やキャンパス、大学生活について書いていきます。理系大学と聞くと固いイメージがあるかもしれませんが、多彩なキャンパスと魅力的な授業で楽しい大学生活が送れることでしょう。

しかし当然ながら勉強は大変でおろそかにすると大変なことになるかもしれません...

学部・学科の概観

理科大には理工系総合大学として理学・工学にわたる5学部(理学部第一部第二部工学部薬学部理工学部基礎工学部)の他、1993 年に創設された経営学部があります。それぞれについて詳しく見ていきます。

  • 理学部第一部:数学科、物理学科、化学科、応用数学科、応用物理学科、応用化学科
  • 工学部建築学科、工業化学科、電気工学科、情報工学科、機械工学科。
  • 薬学部薬学科、生命創薬科学科
  • 理工学部数学科、物理学科、情報科学科、応用生命科学科、建築学科、先端化学科、電気電子情報工学科、経営工学科、機械工学科、土木工学科。
  • 基礎工学部電子応用工学科、材料工学科、生命工学科。
  • 経営学部経営学科、ビジネスエコノミクス学科

ただ、現在学部の再編を実施しており、順次募集を停止したりキャンパスを移転したりする学部・学科がある他、理工学部は「創域理工学部」に、基礎工学部は「先進工学部」に名称が変更になります。

これらの中の学科も名称が変わるものがあります。そして理学部第二部は1881 年から伝統的に残る夜間制であり、教育内容は第一部と変わらないものとなっています。

入学定員

入学定員は学部・学科ごとに決まっています。

理学部第一部はそれぞれの学科に120人ずつで計720人、工学部は学科に110人ずつで計550人、薬学部は100 人ずつで計200人。理工学部は電気電子情報工学科のみ160人、他は120人ずつで計1240人

基礎工学部は120人ずつで計360人、経営学部は経営学科が320人、ビジネスエコノミクス学科が160人で計480人。理学部第二部は120人ずつで計360人となっています。

全学部を合わせると4000人近くになります。

キャンパス・周辺地域の環境

主に用いられるのは神楽坂キャンパス野田キャンパス葛飾キャンパスで、その他北海道の長万部にもキャンパスがあります。これは基礎工学部の1年生が使うようです。 (2021 年から葛飾キャンパスを使うようになるそうです。)

中心3キャンパスに話を戻すと、神楽坂キャンパスはビル群の中にあるイメージで、近隣には法政大学や白百合学園高校などがあります。最寄り駅は飯田橋駅と九段下駅でアクセスが非常に良く、美味しいレストランやラーメン屋、タピオカ屋さんなど色々なお店が近くにあるのも特徴です。理学部や工学部工業化学科、経営学部が使っています。

野田キャンパスは千葉県にあり最寄り駅は東武野田線の運河駅です。緑豊かで非常に広く、近くに川も流れているのでゆったりとした雰囲気だそうです。薬学部と理工学部が使用している数多くの研究施設もあります。ただ、周囲にあまり遊ぶ施設はあまりないということです。

葛飾キャンパス2013年に完成したきれいで解放感のあるキャンパスで現在も新しい校舎を建設中です。実験棟や研究棟、講義棟の他図書館や食堂、体育館など様々な施設がそろっており、理学部の応用物理学科、工学部、基礎工学部の2~4年生が使っています。またキャンパスに隣接して「葛飾にいじゅくみらい公園」があり、ここは地域住民との触れ合いの場になっているそうです。芝生の広場でするひなたぼっこは非常に気持ちが良いそうですよ。

学科・専攻

それぞれの学科の特徴・目的について大まかに見ていきます。先ほど述べたように、昨今の技術革新と国際化に対応すべく学部・学科の再編の実施が決定しており少し触れていきます。

理学部第一部

大学の中心的学部でもある本学部は充分な基礎学力と高度な専門知識の習得を目指しています。

  • 数学科:教員育成に尽力しており、近年はコンピュータ関連産業や情報産業のニーズに対応出来る人材育成に努めています。
  • 物理学科様々な物理学の領域について理論・実験の両側面から研究を行い物理教員の育成も行います。
  • 化学科1年次から専門科目を学び、より高度な知識と技術の習得を目指します。また育成基礎学力育成と境界領域の基礎の学習を行って基礎研究者・教育者の育成を行っています。
  • 応用数学科情報社会の発達の中でIT など幅広い分野に数学を応用できる人材を育成し研究者・技術者・教員・公務員を多数輩出しています。
  • 応用物理学科物理学の応用により最先端の技術発展に貢献できる人材育成に努め、企業との共同研究も盛んです。2023年度からの募集停止が決定しています。
  • 応用化学科バイオ、医薬、環境、エネルギーなど各分野で役立つ応用化学研究を行い、時代のニーズに応じた研究を行える優秀な研究者・技術者を育成しています。

工学部

工学の分野に携わる中で必要な最先端の知識の習得と、新たな課題を自ら発見し解決できる人材の育成を目的としています。

  • 建築学科:建築学を通して社会に貢献できる人材を育てるべく、実務経験を通して成長するために技術者としての学問的基盤を与えることに重点を置いています。
  • 工業化学科工業化学の様々な分野を対象に学び、科学技術者・研究者としての基礎技術習得のために多彩な実験を中心としたカリキュラムでの教育を行います。
  • 電気工学科通信、情報、電力・エネルギーなど様々な分野の教育・研究を行い、技術発展にソフト・ハード両面で対応できる人材を育成しています。
  • 情報工学科情報面における現代社会の課題を解決することを目指し、またグローバル社会で通用する外国語能力の養成も行います。
  • 機械工学科最先端技術の開発に貢献できる機会技術者の育成を目指し、選択科目による学生の自主的学習を尊重しているのが特徴です。

薬学部

人間の健康を医薬を通して守るべく、倫理性にも優れた優秀な薬剤師と研究者・技術者の育成を目的としています。2025年からの葛飾キャンパスへの移転が決定しました。

  • 薬学科人間性と研究心を備え持つ薬剤師の育成を目指し、充実した施設と医療機関との連携による実践的教育を特徴としています。
  • 生命創薬学科先端創薬化学に携わる研究者育成を目指し、基礎教育、専門教育を行っています。

理工学部

理学と工学の連携の下、新たな科学技術を創造することを目的に、問題発見力と解決力を備えた人材育成を目的とします。2023年度から「創域理工学部」に名称を変更します。

  • 数学科自然科学・社会科学の両面に応用できる数学概念の把握と理論の運用ができ、自らの頭で考えて理解に努められる人材の育成を目指します。2023年度から「数理科学科」に名称を変更します。
  • 物理学科理論物理学と実験物理学の分野にわたり、野田キャンパスの豊富な実験施設を活用した教育を行います。2023年度から「先端物理学科」に名称を変更します。
  • 情報科学科人工知能や量子コンピュータなど情報科学の核となる分野の知識を習得した人材の育成を目指します。2023年度から「情報計算科学科」に名称を変更します
  • 応用生物科学科:バイオサイエンスの基礎から応用に至る知識を身に着けた人材育成を目指し、応用生物科学の諸領域を統合した学科として全国に先駆けて誕生しました。2023 年度から「生命生物科学科」に名称を変更します
  • 建築学科環境問題、情報化、高齢化など現代社会の状況に応じて、建築や都市の住環境として解決策を見出しうる高度な知識と創造性を有し、さらに高度技術にも対応できる建築専門家の育成を目指しています。
  • 先端化学科現代の技術革新時代に対応し、専門分野の基礎教育と最新研究の教授により新物質や新材料開発などを目指す創造性豊かな人材の育成を目指します。
  • 電気電子情報工学科社会の様々な分野での電子・情報化社会を担う技術者や研究者の育成を目指します。
  • 経営工学科文理が融合した学際的分野である経営工学とは経営の合理化をコンピュータを用いて目指す分野です。数学、情報工学、経営学などの専門分野を学び、 グローバル化の対応も高度に行っています。2023年に「経営システム工学科」に名称を変更します。 
  • 機械工学科:テクノロジーと自然環境両面への深い知識を持ち、多岐にわたる領域の研究を通して宇宙環境などへの対応も含めた現代の産業界のニーズに対応できる人材育成を目指します。2023年度より「機械航空宇宙工学科」に名称を変更します
  • 土木工学科人間の生活を支える土木構造物の知識や技術の習得災害の防止対策に関する技術開発、また環境問題解決や渋滞の解決、観光など多様な分野の研究に取り組んでいます。2023年度から「社会基盤工学科」に名称を変更します。また、2022年度から留学生を対象とした国際コースが新設され長万部キャンパスで1 年次教育が行われます

基礎工学部

ICT、エネルギー・環境、医療・健康、食などの分野で新たなイノベーション創出を目指し世界で活躍できる人材の育成を行っています。現在は1 年生が長万部キャンパスで過ごしていますが、2021 年度から「先進工学部」に名称を変更し葛飾キャンパスでの4 年間の一貫教育に移行します。

  • 電子応用工学科:工学分野と医療や福祉などの分野で求められる電子工学の技術の研究・教育を目的とし、また英語教育にも力を入れています。2021 年度から「電子システム工学科」に名称を変更します
  • 材料工学科各種の最先端材料を総合的に、横断的体系で研究します。専門分野の学習においては実験を特に重視しています。2021 年度から「マテリアル創成工学科」に名称を変更します
  • 生物工学科生命科学に最重点を置き、21世紀に必要な生物工学分野を研究します。2021年度から「生命システム工学科」に名称を変更します。また、2023年度から物理工学科と機能デザイン工学科が新設され他の3 学科も定員が変更されます

経営学部

理系大学としての数量的・実証的アプローチを経営に活かし文理の枠組みを越えた新しい視点からの経営を研究しています。そして経営における問題の発見・解決能力を持った主体的な人材の育成を目指しています。

  • 経営学科:従来の文系経営学科とは異なり数量・実証的アプローチを重視し、経営問題についてグローバルな視点から行動できる人材の育成を目指しています。ビジネスエコノミクス学科:ビジネスにおけるデータの活用や数理的解析に基づく合理的な経営判断など現代の経営時代に活躍できる人材を育成すべくビジネス分析に関する先端的教育を行っています。また、2021年度から世界で活躍する実践的な人材を育成するため国際デザイン経営学部が新設され、こちらは1年次の教育を長万部キャンパスで行います。これに合わせ経営学部の2学部も定員が変更されます。

理学部第二部

数学科、物理学科、化学科があり、教育内容や目的は第一部と同等で異なるのは時間帯のみです。大学院修士課程に進学し、博士課程まで進む人もいます。

特徴・資格

理科大と聞くと留年が多いというイメージを持つ方もいるかもしれません。実際にはどうなのでしょうか。

大学HPによれば「最近の留年率は10%前後ということで昔ほどは厳しくないが、他大学よりは少し厳しいのは事実だろう」とありました。ですが、学生曰く学科にもよりますがもっと高いとのことです。

ストレートで4年生になれるのは60%ほどとも聞きました。

この理由はやはり大学の方針として「実力主義」を掲げていることでしょう。また「関門科目」という3つ以上単位を落とすと留年する科目があり、これも留年率の高さの原因になっていると思われます。

その他授業の特徴としてはレポートの多さがあります。実験レポートが毎週か隔週であり、A5で20~30枚ほどの分量になることもよくあるそうです。

このためレポートを書く能力はかなり上がる一方、他の授業がおろそかになりがちだという指摘もありました。

資格については学科にもよりますが、測量士補一級建築士甲種危険物取扱者薬剤師第一級陸上無線技術士などの資格を取得できます。

名物行事や教授・講義など

名物行事としては11月に3つのキャンパスで行われる「理大祭」があります。それぞれの地区で企画をそれぞれ行っており、例えば葛飾キャンパスでは「地元に密着した学園祭」を謳い、近隣の住民も多数訪れ、葛飾区や地域企業とのコラボ企画も行われるそうです。

理系大学ならではの、子供向けの実験教室など多彩なサイエンス企画が特徴の1つです。また芸能人を呼んだステージ企画やトークショーなども行われています。葛飾地区は2016年の「学園祭グランプリ」で2位にもなっています!

教授陣も優れた人材が揃っています。東大の名誉教授を務めるような方々やJAXA宇宙科学研究所名誉教授藤井孝蔵さんも教授を務めています。またノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんも非常勤講師を務めています。研究室に入ると教授の知識量に圧倒されるそうですよ。

講義は魅力的なものが揃っています。一例を挙げれば1年生次に様々な企業の方を呼び、その方から出された課題を前期の半分をかけて行う、というものがあります。(例えばトヨタのプロジェクトを利用して商業プランを考える、電気自動車の航続距離を延ばす、風車を作るなど)。

他にも進路を考える際に参考にできる課外活動(プログラム)を多く主催しています。また少し変わったところでは紙飛行機を作って飛距離に応じて成績を付けるという授業もあるそうです。

もう一つ、著名な業績や有名人でも触れましたが「宇宙教育プログラム」というものがあります。これは「 宇宙科学技術の魅力を広く社会に発信できる人材を育成することを目的として実施」しているプログラムで、近年大学全体として非常に力を入れているプログラムの一つです。

具体的には宇宙をテーマとした様々な体験や実験、例えばJAXAの訪問や無重力体験などを実施しているそうです。向井千秋さんや梶田さんの招へいもこの一環であり、理科大だけでなく他大の学生や高校生からも参加者を募集しています。

また理科大の内部でも大学として様々な分野から宇宙に繋げようという試みがなされているようです。

入試情報

ここでは入試情報について簡単にまとめていきたいと思います。 「早慶上理」というだけあって入試の難易度は相当高く、入念な対策が必要となるでしょう。

入試種別

入試は推薦入試センター利用入試一般入試の3種類です。推薦入試は指定校推薦公募制推薦があり、その他「センターのみ」 「センター+個別試験」 「個別試験のみ」の3種類です。その他一部で外国語検定試験を利用した入試や帰国子女向けの試験などもあります。

受験日程/科目/難易度/平均点など

一般入試は2月の第1週辺りに行われます

また「センター+個別」型試験の個別試験は全学部2/18に行われる予定です。受験科目については、理系学部については基本的に「外国語+数学+理科」もしくは「外国語+数学」です。経営学部は外国語に加え数学、地歴公民、理科から選択する形になっています。

理学部や理工学部、工学部を筆頭として偏差値は私立理系学部としては早慶に次ぐレベルにあり、難易度はかなり高いと言えるでしょう。センター利用についても80%中盤ほどの得点率が必要になってきます。

学費・奨学金制度

授業料は学部・学科によっても異なりますが、薬学科を除く理系学部が年間100万円前後、薬学科が149万円、経営学部が75万円となっています。また理学部第二部は年間60~66万円です。授業料とは別に施設設備費として年間30万~40万円(薬学部は55万円、理学部第二部は16万円)がかかります。

奨学金については、日本学生支援機構奨学金として無利子のものと有利子のものが、地方公共団体や民間団体の奨学金として給付型と貸与型があります。また大学独自の給付型奨学金として「新生のいぶき奨学金」と「乾坤の真理奨学金」があります。前者は世帯収入が水準以下で自宅からの登校が困難な学生向け、後者は成績優秀者向けで、年間40万円が支給されます。その他連携会社からの教育ローン等も充実しています。

学生寮

それぞれのキャンパスに学生寮が用意されています。ただし神楽坂キャンパスの学生寮は男子専用となっています。葛飾キャンパスの葛飾国際学生寮と野田キャンパスの野田国際コミュニティハウス外国人留学生も入居しており国際交流にも役立つ環境が整備されています。

進路実績

理系の学生は卒業後多くの人が大学院に進学するイメージがあります。理科大も例外ではありません。学部卒業生は就職する人と大学院に進学する人が半数ずつです。大学院に行って最先端でハイレベルな研究を続ける学生がやはり多いようです。

進学・就職実績

学部卒業生の約5割が大学院に進学している一方で、大企業に就職する学生や、教員・公務員になる学生もいます。学部卒業生の就職先としては公務員と教員が約5%ずつ、企業は情報通信業や製造業、サービス業、金融・保険業の割合が多くなっています。

大学院進学者は76.2%が理科大大学院に進学する一方で東工大や東大、筑波大などの大学院に進学する人もいます。

大学院・研究機関の概要

大学院理学研究科、工学研究科、薬学研究科、理工学研究科、基礎工学研究科、経営学研究科、生命学研究科が設置されています。( 総合化学研究科、科学教育研究科、イノベーション研究科、国際火災研究科は既に募集を停止)それぞれ修士課程・博士課程で高度な実力を有する人材の養成に努めています。

大学の雰囲気/メリット/体験談など

雰囲気は学部やキャンパスによって大きく違うそうです。ざっくりと言えば「経営はキラキラ、理系は真面目」です(もちろん個人差はあるでしょうが)。

神楽坂キャンパスは経営学部があり立地もよいため他の2キャンパスと雰囲気が異なるそうです。一部の(いわゆるウェイと呼ばれる)学生は上智大学の「浴衣デー」に対抗してチェックシャツで合わせる「チェックシャツデー」というものを行っているとか。

一方で野田キャンパスの生徒については「周りに何もないからか、酒に強い人が多い」という声もありました。

ところで、学生の男女比率は全体で25%です。一般的に理系学部は女子が少ないというイメージがあると思いますが、理科大では特に薬学科や応用生物科学科、生物工学科などで女子率が高くなっている一方、女子の割合が10%に満たない学科があることも事実です。

ただ、テレビで「理科大のミスコンはレベルが高く女子生徒が可愛い」と特集されたこともあったようです。女子が少ないため恋愛は難しいとする声がある一方でそうではないとする声もあり、その点は人それぞれなのではないでしょうか。

他方で優しい人が多く、テスト前には仲の良い友人たちと協力して勉強することもあります。学校の良さとしては、先生や事務室の方の面倒見の良さを挙げる人もいました。実際、就職面をとっても就職サポートや企業説明会を行ったり、授業を通して将来のキャリアを考えさせる内容もあったりするようです。

そして、当然ながら部活動やサークル活動も盛んです。理科大は理系に特化した大学にも関わらず学生数も多く、沢山の人との出会いが可能です。

これらの活動を通して学部やキャンパスすら違う友人と触れ合うことで、コミュニティが大きく広がり、新しい発見や学びが得られるかもしれません。

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