農業に特化した大学「東京農業大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

大学

Abstraction

東京農業大学は、動植物全てに関わる総合科学を扱う大学として実学主義のもと、発展を続けてきた東京の私立大学である。

国立の東京農工大学と名前が似ているが全く違う大学なので注意したい。東京農業大学の学歌は「青山ほとり」という1923年に作られた歌である。これの4番には「お嫁に行くならひもじい思いをしないお百姓さんの所へ行くとよい」という歌詞があり、当時の食事情や食の大切さが伝わってくる。

このように昔から農業は生活と切り離せないものであり、東京農業大学ではそんな農業に関することをじっくり学ぶことが出来る。

大学概要

学校の沿革・理念・使命など

⑴沿革

1891年に東京農業大学の原点である徳川育英会育英黌農業科が榎本武揚によって創立された。1893年に東京農学校が設立された。1925年に大学令により東京農業大学が設立された。1949年に学校教育法、私立大学法による東京農業大学となる。当時は農学部に農学科、林学科、畜産学科、農芸化学科、農業工学科、農業経済学科、緑地学科、共同組合学科を擁していた。1989年生物産業学部を設置。1998年農学部を農学部、応用生物科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部に改組。2006年農学部にバイオセラピー科、生物産業学部にアクアバイオ学科、2014年に応用生物科学部に食品安全健康学科、2018年に農学部に生物資源開発学科、デザイン農学科を設置。

⑵理念・使命

東京農業大学は、時代及び社会のニーズの変化を見据え、建学の精神「人物を畑に還す」、教育研究の理念「実学主義」がめざす、未来の地球、人類社会づくりに貢献する「農の心」を持つ人材を育成する。

著名な業績や有名人

東京農業大学に関係のある有名人を紹介する。

⑴芸能人

  • 佐々木蔵之介
    俳優。農学部醸造学科。

  • 工藤阿須加
    俳優、タレント。

⑵政治家

  • 金丸信
    元建設大臣・元防衛庁長官。農学部卒業。

  • 上杉光弘
    元自治大臣・元国家公安委員会委員長。社会通信教育農業科卒業。

  • 佐藤隆
    元農林水産大臣。農学部農業経済学科卒業。

学部学科

学部・学科についての概要

東京農業大学には農学部、応用生物科学部、生命科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部、生物産業学部の6つの学部があり、その下にさらに学科がある。それぞれの学部・学科について詳しく紹介する。

  • 農学部(農学科、畜産学科、バイオセラピー学科)
    植物・動物の生命に関する基礎から応用までを科学し、それらを農学の発展に資することを目的としている。同時に動植物の育種、生産、加工、など生産領域ならびに人と動物との共生や生物介在療法など学際的領域を教育研究し、豊かな心と実学的知力を養い国内外において地域リーダーとして活躍でいる意欲と能力を持った人材を養成する。

  • 応用生物科学部(農芸化学科、醸造科学科、食品安全健康学科、栄養科学科)
    生物学と化学をもって動植物・微生物等が営む生命現象を追求し、のうがくの最先端を進む学部。生物と化学を基礎学問に据え、講義と実験・実習さらには卒業論文実験を通じて、学力の向上と国際的研究を目指す。

  • 生命科学部(バイオサイエンス学科、分子生命化学科、分子微生物学科)
    生命を調節する分子をデザインし、最小の生命である微生物の新機能を創製、植物育種や動物個体発生・脳機能といった高次生命機能解明まで、ミクロからマクロまでを統合的にとらえる教育研究を行う。

  • 地域環境科学部(森林総合工学科、生産環境工学科、造園科学科、市域創製科学科)
    生物に対する深い理解を基調とし、自然と人間の調和ある地域環境と生物資源の保全・利用・管理のための科学技術を確立することを目指す。講義、実験・実習、卒論研究を行う課程で、汎用的な基礎力と専門的な応用力を磨き、身につけた知識・技術・経験をもとに、自ら問題発見と解決方法をみいだすことに挑戦し、倫理観をもって社会に貢献できる人材を養成することを目的としている。

  • 国際食料情報学部(国際農業開発学科、食料環境経済学科、国際バイオビジネス学科、国際食農科学科)
    「日本と世界の食料・農業・農村問題の解決に向けて、国際的情報網の活用のもと総合的・実践的に挑戦する」をモットーとしている学部である。農業・農村開発と国際協力の推進、持続可能な食料・農業システムと循環型社会の構築および資源・環境保全と産業発展の共生を図る新しいバイオビジネスの展開等の分野で活躍できる人材を養成する。

  • 生物産業学部(北方園農学科、海洋水産学科、食香粧化学科、自然資源経営学科)
    各段階を連動した一つの流れとしてとらえながら、産業がより社会に貢献するための道を自然科学の視点から探求し、また社会経済的な視点から改善することを目指していく学問である。生産・加工技術、自然環境保全手法、経営技法など実社会で即通用する高度技術を身に付けることができる。

入学定員

各学部・学科の入学定員を示す(2020年度)。

学部 学科 入学定員
農学部 農学科 170
動物科学科 140
生物資源開発学科 125
デザイン農学科 123
応用生物科学部 農芸化学科 150
醸造科学科 150
食品安全健康学科 150
栄養科学科 120
生命科学部 バイオサイエンス学科 150
分子生命化学科 130
分子微生物学科 130
地域環境科学部 森林総合科学科 130
生産環境工学科 130
造園科学科 130
地域創成科学科 100
国際食料情報学部 国際農業開発学科 150
食料環境経済学科 190
国際バイオビジネス学科 150
国際食農科学科 110
生物産業学部 北方圏農学科 91
海洋水産学科 91
食香粧化学科 91
自然資源経営学科 90

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キャンパス・周辺地域の環境

東京農業大学には世田谷キャンパス、厚木キャンパス、北海道オホーツクキャンパス、の3つのキャンパスがある。それぞれのキャンパスについて紹介する。

⑴世田谷キャンパス

東京農業大学のメインキャンパスである。先進的な雰囲気で、きれいである。

都心と隣接していながら、100種を超える樹木の緑に包まれた自然あふれる空間である。周辺は閑静な住宅街で、昔からの住民も多く、温かいふれあいが多い土地柄である。

渋谷まで30分と立地もよい。

使用学部:応用生物科学部、生命科学部、地域環境学部、国際食料情報学部

アクセス:小田急線 経堂駅下車 徒歩約15分

千歳船橋駅下車 徒歩約15分 バス約5分

JR山の手線 渋谷駅下車 バス約30分

東急田園都市線 用賀駅下車 徒歩約20分 バス約10分

⑵厚木キャンパス

小高い丘の上にあるキャンパスは、キャンパス全域が植物園として登録され、さまざまな動植物を見ることが出来る。多種多様な農業施設、最先端の研究・教育施設、温室を配置している。

色々な種類の研究動物も多く飼育し、農学部のあらゆる教育・研究のニーズにこたえる。

使用学部:農学部

アクセス:小田急線 本厚木駅下車 バス約15分

⑶北海道オホーツクキャンパス

北海道という地にあるのでスケールが並みのキャンパスとは桁違いである。

研究棟、実験棟はじめ各種スポーツ施設、駐車スペースなどが広々と確保されており、のびの美とした環境で学ぶことができる。キャンパスの中央にあるシンボルタワーからの眺めは圧巻である。

使用学部:生物産業学部

アクセス:女満別空港から車で約20分

網走駅下車 バス約30分

学科・専攻

学科・専攻・コースについて紹介する。

  • 農学科(農業生産分野、生産支援分野)
    学科のキーワードは「土壌から流通まで」。植物生産に特化した学びが特徴で、研究対象は、稲、麦、果樹、野菜、ハーブ、花から多岐にわたる。植物生産だけでなく、流通システムの構築なども研究の対象である。

  • 動物科学科(生命・制御分野、機能・生産分野)
    動物の生命現象や機能の理解とその制御を追及する生命・制御分野と、動物の行動と生産性を追及する機能・生産分野の2領域をふくみ、これらの特性を活かした応用技術開発を目指す。

  • 生物資源開発学科(生物多様性管理分野、生物資源利用分野)
    「生物多様性」が学科のキーワードで、「植物」「動物」「昆虫」という3分野を1学科で学べるのが特徴である。「生命の不思議」を幅広く研究することが出来る。

  • デザイン農学科(イノベーション農学分野、サスティナビリティ農学分野)
    生き物や食の機能性をヒントに、食料問題にとどまらず、環境問題や資源・エネルギー問題、そして少子高齢化に代表される人口問題など、私たちの間近に迫っている問題を解決し、持続的で快適な社会をデザインする。

  • 農芸化学科(生物生産・環境化学分野、生物機能・制御化学分野、食品機能・理科学分野)
    生物現象の解明や環境問題の解決に科学的視点から取り組み、未来につながる持続可能なシステムや、より豊かな生活実現を目指している。

  • 醸造科学科(醸造微生物学分野、醸造技術分野、醸造環境学分野)
    微生物の持つ機能を活用して、食品の世界をはじめ、人々に豊かで安全な生活を提供する学問である。微生物の力を利用した醸造の伝統技術に、最先端のバイオサイエンスを加えた幅広い教育と研究を行う。

  • 食品安全健康学科(食品安全科学分野、健康機能科学分野)
    衛生学的な視点からの「安全・安心」を検証するという従来の枠にとどまらず、「食品の機能」が「生体の機能」にもたらす影響の未知の部分を解析し、「食品の安全利用」とともに、健康に貢献する科学的情報を発信する。

  • 栄養科学科(人間栄養学分野、食品栄養学分野)
    卒業時に管理栄養士の国家試験受験資格を取得できる。将来、給食提供の場で利用者の状況に応じた栄養管理と国や行政機関、保健所や地域で健康づくりのための食育ができる管理栄養士を養成する。

  • バイオサイエンス学科(植物分野、動物分野、細胞分子機能分野)
    最先端のバイオ技術を駆使して、遺伝子の働きを解き明かし、遺伝子の力を最大限に引き出すことで、食料、健康、環境保全問題の諸問題の解決を目指す。

  • 分子生命化学科(有機化学分野、分子機能解析学分野)
    生命現象には原子・分子が関わっており、これらの働きを化学的な視点で解明することで、生命科学の可能性をより広げていくことを目指している。

  • 分子微生物学科(微生物機能分野、生物間相互作用分野)
    「微生物学」に秘められた無限のパワーと可能性を先端科学の力で追及することで、医療や創薬、動植物の健康、地球環境の維持・保全などの幅広い分野で、未解明の研究テーマにも果敢に挑戦する独創性に富む科学者の育成を目指す。

  • 森林総合科学科(森林環境保全分野、森林資源生産分野、森林資源利用分野)
    「森林から学び、森林に学び、森林を学ぶ」をモットーに、奥多摩演習林での集中実習を行い、森林そのものについての理解を深め、その利用に関する理論や技術と習得をとおして、森林と人間生活との関係についての価値観や考え方などを総合的かつ実践的に学んでいく。

  • 生産環境工学科(地域資源利用分野、環境情報利用分野、環境基盤創成分野、機械システム創成分野)
    農業土木技術と農業機械技術を応用して、生物生産のための環境を保全することや地域の発展に貢献することにより。地球規模の環境保全を目指している。

  • 造園科学科(環境計画・設計分野、ランドスケープ資源・植物分野、景観建設・技術分野)
    自然と共生した緑豊かな空間やガーデンデザインを考えるための知識と、それをかたちにする最新の手法・技術を学ぶことが出来る。環境保全に取り組むうえで必要となるエンジニアリング系のカリキュラムにも力を入れている。

  • 地域創成科学科(自然再生分野、地域マネジメント分野)
    里山などの“地域”の伝統的な文化や知識に最新の技術を融合させ、持続可能な土地利用の構築、地域づくりの実現に貢献することをテーマとする。物理学、化学、生物学、地球科学、人文科学、社会科学などの基礎科学からアプローチしていく文理融合型の研究分野である。

  • 国際農業開発学科(熱帯生物生産分野、熱帯農業環境分野、農業農村開発分野)
    社会科学を通じて地域の特性や異文化への理解を深め、自然科学を通じて農業生産技術の向上をはかりながら、国際開発協力をとおして途上国に貢献できる道を探る。文理の両面から国際農業について研究し、さまざまな問題の解決に取り組む。

  • 食料環境経済学科(食料経済分野、農業経済分野、環境経済分野)
    講義では、経済学、経営学、心理学、社会学、地理学、歴史学、政策科学など多様な社会科学を基礎とし、多面的な視点から、「食」にかかわる総合的な知識を学ぶ。食を通じてより良い社会を実現する能力を持つ人を育成する。

  • 国際バイオリンビジネス学科(情報・経営分野、マーケティング戦略分野)
    世界的な巨大市場である農林水産業・食料関連ビジネスを対象として、食料の生産、加工、流通、販売にかかわる経営組織や経営管理、情報処理、マーケティング、経営戦略などを学び、国内外で広く活躍する人材を養成している。

  • 国際食農科学科(熱帯生物分野、熱帯農業分野、農業農村開発分野)
    農学の柱となる生産科学系、食品科学系、食農文化系、食農政策系、食農教育系など多角的なアプローチによって、食農の伝統と新たな発展の可能性を総合的にに学ぶ。教育と実験・実習・演習が多く実践性の高い食農教育が本学科の特徴である。

  • 北方圏農学科(植物生産分野、動物生産分野、フィールド生物資源保全分野)
    オホーツクの豊かな環境に身を置き、農学、畜産学、生態学、生命科学などを総合的に学ぶ。森林や湿原で行う実習を通じて生態系の仕組みを探求し、保全・再生策を模索する。

  • 海洋水産学科(水圏共生分野、水圏フードシステム分野)
    豊かな生態系と高い生産性に恵まれたオホーツク海を主たる場として、資源の生物学的知見と、それを育む水圏の環境及び生態系に関わる知見とを統合的に理解することを目指す。水圏環境の保全、水産資源の増養殖、解析、管理、未利用資源の開発、漁獲物の利用加工や流通等に関する人材を養成する。

  • 食香粧化学科(加工開発分野、機能解析分野)
    本学科は、日本で初めて、食品、香料そして化粧品の開発・加工を基礎から応用まで学ぶ学科として誕生した。生物資源を栽培・収穫するなどの体験実習、生物資源の機能性を解析するための実験、食品や化粧品を製造するための実習など、ここでしかできない体験を中心に食品、香料、化粧品に関する知識を学ぶことが出来る。

  • 自然資源経営学科(新市場創出分野、地域産業経営分野)
    地域において産業の活性化につながる人材を育てることを目的にした学科である。基礎から実践的応用まで経営学を学び、地域資源を有効活用させるきっかけを見出す着眼力や事業化するための企画立案力、調整力などを養い、マネジメント能力を身につける。

特徴・資格

各学部・学科で取得できる資格について紹介する。

  • 農学部(高等学校教諭、中学校教諭、司書、学芸員、家畜人工授精師(動物科学科)、環境再生医(生物資源開発学科)、自然再生士補(生物資源開発学科))

  • 応用生物科学部(高等学校教諭、中学校教諭、栄養教諭一種(栄養科学科)司書、学芸員、栄養士(栄養科学科)、HACCP管理者(食品安全健康学科))

  • 生命科学部(高等学校教諭、中学校教諭、司書、学芸員)

  • 地域環境科学部(高等学校教諭、中学校教諭、司書、学芸員、測量士補、技術士補(生産環境工学科、造園科学科)、樹木医補(生産環境工学科を除く)、自然再生士補(生産環境工学科を除く)、森林情報士 2級森林GIS部門(森林総合科学科))

  • 国際食料情報学部(高等学校教諭、中学校教諭、司書、学芸員、食の6次産業化プロデューサー(レベル1,2,3)(国際食農科学科))

  • 生物産業学部(高等学校教諭、中学校教諭、学芸員、社会調査士(自然資源経営学科)、食の6次産業化プロデューサー(レベル1,2,3))

名物行事や教授・講義など

東京農業大学の学園祭や授業を紹介する。

⑴収穫祭

10月中旬に北海道オホーツクキャンパスで、11月のはじめに世田谷キャンパス、厚木キャンパスで行われる東京農業大学の学園祭である。3キャンパスで、例年約12万人が訪れる。100%学生の手作りである。

1905年に初代学長の発意で「運動会」がはじまり、1941年からは「収穫祭」に改称された非常に長い歴史のある学園祭である。大根チャリティー配布は来場した人に農大名物の「大根」を配布する名物行事で2019年は3000本用意された。

各学科の特色を活かして制作した「かかし」や全国各地の郷土料理、発酵食品などがあり、農大を堪能することが出来る。

⑵大根踊り

東京農業大学の応援名物の一つである。大学間対抗戦の応援やイベントの時に披露される。

農大の応援団が、大根をもって歌いながら応援することから「大根踊り」と世間では呼ばれている。

その踊りとセットになる応援歌が「青山ほとり」という応援歌である。これは1923年に農大の学生によって作詞されたもので、当時のキャンパスが渋谷にあったことからこの名前がついている。

 

⑶授業紹介

  • 作物生産学(農学科)
    農作物の生産の基本を多角的に理解するための科目である。農耕の起源と農耕文化の歴史、作物の分類や利用法・生産状況、気象要因と作物生産の関係、光合成などの講義を実施。

    また水稲栽培を中心に播種から収穫までの一連の作業に関する技術を学ぶ。さらに耕地生態系の物質循環のための農薬や肥料の適切な使い方などを学び、生産と環境保全への理解も深める。

  • 酒類生産学実験(醸造科学科)
    清酒のもととなる酒母を最初に製造し、これを用いてもろみを仕込み、清酒醸造の工程に沿って生産実験を進めていく。同様にワイン、ビール、焼酎などの少量生産試験も実施し、その経過、外観の変化と発酵管理、酒質の違いやもろみ中の微生物の変化の様子を調べる。

    また各仕込み原料(米、ブドウ、麦芽、芋等)の処理・調製法、麹の製造、各製成酒の分析や官能評価をおこなう。

  • 演習林実習(森林総合科学科)
    奥多摩演習林で実施する夏期集中実習である。森林を構成する植物の種類について知識を深めるため、まず植物分類の基礎を学習。次に植物の形態比較と検索方法を学ぶ分類実習をおこない、演習林の樹木類を材料に標本作成に取り組む。さらに森林の植物群落の調査法や地質・地形・土壌など立地環境調査法についても実習し、森林の構成・構造、立地環境への理解を深める。

  • 野外調査学(海洋水産学科)
    野生動物の調査にはどのような計画設定と調査方法の選択が必要なのかを理解し、野生動物の個体群管理や生息地の評価法について学ぶ。

    まず野生動物の系統と分類の理解からスタートし、野生動物の捕獲と取り扱い、性の判別と年齢の査定法を学び、生息数の測定や推定の方法、さらに野生動物の死因についての知識を深める。また、遠隔地測定データの電送など、実用的な技術も習得する。

入試情報

入試種別

入試形式は以下のものがある。

  • 公募型 学校推薦入試
  • 自己推薦型 キャリアデザインAO入試
  • 自己推薦型 高校で学んだ実践スキルAO入試
  • 自己推薦型 東京農大ファミリーAO入試
  • 自己推薦型 大自然に学ぶ北海道AO入試
  • 自己推薦型 “私の夢”北海道AO入試
  • センター試験利用入試(前期・後期)
  • 一般入試(A日程・B日程)
  • 社会人入試
  • 外国人入試
  • 転入学入試
  • 帰国子女入試
  • 編入学入試
  • 学士編入学入試
  • 特別選抜入試

受験日程/科目/難易度/平均点

一般入試とセンター試験利用入試についてみていく。(2020年度)

  1. 一般入試A日程
    • 受験日自由選択
      試験は3日間。全学部全学科とも3日間のうちどの日でも受験が可能。
    • 同一学科複数日受験制
      同じ学科を最大3日間受験可能。
    • 学部学科併願制
      1日の受験で学部にこだわらず、複数学科の出願が可能。

      出願期間:WEB出願 2020年1月4日(土)~1月22日(水)

      (WEB出願の入力は、初日10時から最終日15時まで。郵送は消印有効)

      試験日:2020年2月5日(水)、6日(木)、7日(金)

      科目:3科目型

      試験会場:札幌、仙台、郡山、水戸、宇都宮、高崎、大宮、松戸、津田沼、立川、町田、横浜、新潟、金沢、松本、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇、世田谷キャンパス、北海道オホーツクキャンパス

      合格発表:2020年2月14日(金)13時

      入学手続期間:2020年2月14日(金)~2月25日(火)郵送のみ(消印有効)

  2. 一般入試B日程

    • 学部学科併願制

      1日の受験で学部にこだわらず、複数学科の出願が可能。

      出願期間:WEB出願 2020年2月7日(金)~2月19日(水)

      (WEB出願の入力は、初日10時から最終日15時まで。郵送は消印有効)

      試験日:2020年2月27日(木)

      科目:3科目型

      試験会場:仙台、大宮、松戸、津田沼、横浜、名古屋、大阪、福岡、世田谷キャンパス、北海道オホーツクキャンパス

      合格発表:2020年3月6日(金)13時

      入学手続期間:2020年3月6日(金)~3月12日(木)郵送のみ(消印有効)

  3. センター試験利用入試前期

    出願期間:WEB出願 2020年1月4日(土)~1月17日(金)

    (WEB出願の入力は、初日10時から最終日15時まで。郵送は消印有効)

    試験日:2020年1月18日(土)~1月19日(日)(2020年度大学入試センター試験)

    合格発表:2020年2月14日(金)13時

    入学手続期間:2020年2月14日(金)~2月25日(火)郵送のみ(消印有効)

  4. センター試験利用入試後期

    出願期間:WEB出願 2020年2月14日(金)~2月21日(金)

    (WEB出願の入力は、初日10時から最終日15時まで。郵送は消印有効)

    試験日:2020年1月18日(土)~1月19日(日)(2020年度大学入試センター試験)

    合格発表:2020年3月6日(金)13時

    入学手続期間:2020年3月6日(金)~3月12日(木)郵送のみ(消印有効)

学費・奨学金

各学部・学科の学費や奨学金について紹介する。

⑴学費

一年次に納付する金額を示す。

学部 学科 納付金(円)
農学部 農学科 1,523,400
畜産学科

 

(動物科学科)

1,543,400
生物資源開発学科 1,543,400
デザイン農学科 1,543,400
応用生物科学部 生物応用化学科

 

(農芸化学科)

1,593,400
醸造科学科 1,593,400
食品安全健康学科 1,593,400
栄養科学科 1,643,400
生命科学科 バイオサイエンス学科 1,593,400
分子生命化学科 1,593,400
分子微生物学科 1,593,400
地域環境科学部 森林総合科学科 1,493,400
生産環境工学科 1,493,400
造園科学科 1,493,400
地域創成科学科 1,493,400
国際食料情報学部 国際農業開発学科 1,523,400
食料環境経済学科 1,413,400
国際バイオビジネス学科 1,413,400
国際食農科学科 1,543,400
生物産業学部 生物生産学科 1,538,400
アクアバイオ学科

 

(海洋水産学科)

1,573,400
食品化粧学科

 

(食香粧科学科)

1,613,400
地域産業経営学科

 

(自然資源経営学科)

1,396,400

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⑵奨学金

東京農業大学では以下の奨学金制度を設けている。

  • 外国人留学生 奨学生(授業料から54万円減免)
  • 「人物を畑に還す」奨学金(授業料から60万円減免)
  • 教育後援会特別奨学金(学費の全額または一部を無利子で貸与)
  • 日本学生支援機構奨学金(日本人対象)(無利子貸与と利息貸与がある)
  • その他の奨学金
  • 東京農業大学 提携教育ローン

学生寮

学生寮は世田谷キャンパスに隣接しており、桜丘寮(男子)若草寮(女子)があり、新入生で通学時間が3時間以上の学生を受け入れている。日本人学生と外国人留学生が同居し、生活している。

学生寮の厳しいルールのもとでのさまざまな仲間との共同生活は、人間関係の輪を広げ、人格形成においても絶好の場である。

家賃:432,000円

定員:桜丘寮(男子200名)、若草寮(女子100名)

在寮期間:2年間

構造:鉄筋コンクリート造 男子寮5階建 女子寮3階建

寮室:男子寮50室 女子寮25室 1室(2区画)4名 1区画2名

設備:冷暖房、ユニットバス、トイレ、インターネット回線(有料)、ベッド、ロッカー、机、イス、コインランドリー

進路実績

進学・就職実績

学部卒業生の進学就職実績を示す(平成30年度卒業生)

学部 卒業者数 就職者数 進学者数
農学部 602 499 43
応用生物科学部 758 604 114
地域環境科学部 455 401 28
国際食料情報学部 622 555 28
生物産業学部 401 357 20

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大学院・研究機関の概要

東京農業大学の大学院の各専攻(博士前期課程(2年)、後期課程(3年))や研究機関について紹介する。

(1)大学院

  • 農学研究科
    (農学専攻、畜産学専攻、バイオセラピー学専攻、バイオサイエンス学専攻、農芸化学専攻、醸造学専攻、食品栄養学専攻、食品安全健康学専攻、林学専攻、農業工学専攻、造園学専攻、国際農業開発学専攻、農業経済学専攻、国際バイオビジネス学専攻、環境共生学専攻)

  • 生物産業学研究科
    (生物生産額専攻、アクアバイオ学専攻、食品香粧学専攻、産業経営学専攻、生物産業学専攻)

⑵研究機関

  • 総合研究所(総研)
    学内研究者への研究支援、産官工学との連携と先端研究の企画推進実施に関わる事業を行っている。

  • 農学研究所
    生物資源としての動植物及び微生物の保全、生産、開発及びその有効利用ならびに農業を通じた地域環境の保全を図り、人と生物資源との有機的な関係の構築についての調査・試験研究・普及活動を行っている。

  • 応用生物化学研究所
    生物の基本反応と高次生命現象を遺伝子工学・分子生物学的手法により研究すると同時に、生物による有用物質生産を質的、量的に向上させる応用研究の展開を図っている。

  • 生命科学研究所
    ゲノム・細胞レベルから生物の高次生命機能にいたるまで物理的・分子生物学的手法を主とする解析をテーマとすると同時に、新規有用分子の創製、新機能を有する生物の探索を含めた応用研究を目指している。

  • 地域環境研究所
    国内外の多様な地域における環境資源、環境工学、環境政策及び環境計画等に関する基礎的・応用的な調査、試験、研究、計画、普及、啓発等を行い、地域環境科学関連の学術、技術、芸術の深化と総合化を目指している。

  • 国際食料情報研究所
    経済・経営・情報・国際協力の観点から地球的な規模による食料情報システム、環境保全型農業に関する試験研究・調査・計画・普及活動等を行い、当該学術分野の進展と国際社会・経済の発展を視野に緩急を行っている。

  • 生物資源開発研究所(資源研)
    生物資源の開発・生産・有効利用ならびに産業の経営経済問題について、試験研究・調査計画・普及活動などを行い、当該学術分野の進展と地域の社会、経済の発展に寄与することを目的としている。

大学の雰囲気/メリット/体験談

農業に特化した珍しい大学なので、農業について学びたい人はどんな大学か見ておくといいだろう。

農芸化学およびその関連分野での研究費ランキングは私立1位であり、農業を学ぶには非常に良い環境だといえそうだ。農業大学ということで理系の学生が多くを占める。

3年次から各研究室に所属するが、研究室の体験ができる実習が1、2年生の時にあり、自分が研究したいことを見つけることが出来る。

東京農業大学は就職に強い。求人件数は就職希望者の2508人に対して14102件あり、ひとりあたりの求人件数は全国平均の約3倍である。公務員の合格実績も過去3年間で約700人と申し分ない。

また食品会社の就職に強く、上場企業(食品27社)実就職ランキングでは全国3位、私立大学では2位である。

 

参考文献

東京農大で学園祭「収穫祭」|経堂経済新聞11/10
東京農業大学の評判・口コミ【農学部編】|大学スクールナビ11/11
東京農業大学|みんなの大学情報11/9

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