日本一の大学「東京大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

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 今回は日本一の大学として名高い東京大学の情報についてまとめてみました!
東京大学は1877年に創設され、全部で30000人弱の学生数を誇る大きな大学です。リベラルアーツ教育を重視しており、入学時点で学部を決めることなく(科類のみ決めればよい)、第二学年の終わりにある「進学振り分け」で具体的な学部学科に分かれるまでは、全員が教養学部として幅広く学ぶことが出来る、上位大学としては珍しいカリキュラムが一番の特徴です。そのため、偏差値がとても高いというだけでなく、高校3年生の受験時点でまだ何を専門にするかを決めなくてよいというのも大きな魅力となっています! 

進学振り分けとは?

進学振り分けは通称「進振り」と呼ばれます。先述した通り、東大を受験する際は理科もしくは文科の1~3類のいずれかを選んで受験しますが、入学後の2年間は皆教養学部として、いきなり専門分野にとらわれることなく興味のある分野はなんでも授業を受けることが出来るようになっています。(もちろん科類ごとにある程度は決められている必修の授業がありますが)その2年間で、自分が極めたい分野を見つけ、そして3年生に上がるタイミングで希望する学部学科を提出し、それを定員内に各学部学科がおさまるように、1,2年時の成績順に振り分けていきます。これを進振りといいます。ただし、進振りにおいては基本的には受験時の各科類ごとにある程度いける学部学科が指定されているので、そこは注意が必要です。(ただし、相当成績が良いわずかな人数に限り、その指定枠を超えて好きなところへ行くことが可能です。いわゆる理系から文系学科へ行く文転やその逆も可能となります。)

科類

理科一類

  • 定員 1108人
  • 主に行ける学部
    • 工学部(機械工学科、電子工学科、応用化学科など)
    • 理学部(数学科、物理学科、化学科、生物学科など)
    • 薬学部
    • 農学部
    • 医学部
    • 教養学部
  • 特徴
    • 数学、物理学、化学を中心にして主に数理科学、物質科学、生命科学を学びます。そのため受験時の二次試験の理科では物理と化学で受ける人がほとんどです。実際理科二類と比べて、授業もやや物理系のものが多く、進振りでは理学系や工学系に行きやすいです。また、物理や数学系統は理科一類でないと行けない学科もあります。

理科二類

  • 定員 532人
  • 主に行ける学部
    • 農学部
    • 薬学部
    • 理学部(化学科、生物学科など)
    • 工学部(機械工学科、電子工学科、応用化学科など)
    • 医学部
    • 教養学部
  • 特徴
      • 生物学、化学、物理学を中心として生命科学、物質科学、数理科学を学びます。そのため受験時の理科で生物を使う人はこちらを受けるのが一般的です。しかし合格最低点がたいてい理科一類より数点低いので、やや理科一類に比べると受かりやすく、センター試験の結果を見て出願をこちらに変える人もいます。そのため、二次試験の理科を物理化学にして入る人が実はこちらも多かったりします。ただし必修の授業に生物系の授業がやや多くなるうえ、進振りの行き先も生物系が有利になりますので注意する必要があります。(もちろん工学系や理学系などへも問題なくいけますが。)ちなみに第二外国語によって分かれるクラス分けにおいては、人数の少ない理科三類とクラスが同じになります。また、二次試験の理科で生物を選択した人には、優遇措置として物理の必修授業においては未習者用のクラスが選べるようになっているので安心です。

理科三類

  • 定員 97人
  • 主に行ける学部
    • 医学部
  • 特徴
    • 基本的に医学部に行くなら、理科三類から行くのが一番普通です。しかし、理科一類や二類に比べ、合格最低点が圧倒的に高く、合格には日本最高レベルの難度をほこります。また、基本的には理科三類に入った場合は他学部に行くことはあまりなく、医学部に行くことになります。

文科一類

  • 定員 401人
  • 主に行ける学部
    • 法学部
    • 教養学部
  • 特徴
    • 法と政治を中心に社会科学全般の基礎を学びます。文科のなかでは最も合格者最低点が高く、日本の文系の最高峰として名高いです。法学部へ進学してから司法試験を通過して法曹関係に進むのが一般的で、官僚になりたい人はここを目指すのが良いでしょう。

文科二類

  • 定員 353人
  • 主に行ける学部
    • 経済学部
    • 教養学部
  • 特徴
    • 経済を中心にして社会科学全般の基礎を学びます。経済学部へと進学してから金融業界へ就職するのが一般的です。

文科三類

  • 定員 469人
  • 主に行ける学部
    • 文学部
    • 教育学部
    • 教養学部
  • 特徴
    • 言語、歴史、思想を中心にして人文科学全般の基礎を学びます。法関係と決まっている文科一類や、経済関係と決まっている文科二類と比べ、文科三類は様々な残りの領域をカバーしており、進振りでは選択肢が広いのが特徴です。

受験形態/試験日程

一般入試

後期試験が2016年度より廃止され、前期試験のみになりました。第一次試験をセンター試験(1月上旬)とし、二次試験が2月下旬の国立の一斉試験日に2日間あります。また理科三類はそれに加えて、3日目に面接試験があります。センター試験の英語リスニングを除く900点分を110点に圧縮し、それに二次試験の440点に加えた合計550点満点で合否判定を行います。

また、センター試験の点数によって、第一段階選抜という、点数が低い人は二次試験の受験資格が与えられないいわゆる足切りが各学部で生じることがありますので、センター試験の点数の比重が軽いからと言って油断はできません。年によって大きく変わりますが高い時には理科一類の足切りが760点強(8割4分程度)だった年もあります。

さらに、二次試験では他の大学に比べ、多くの教科を受けることになります。具体的には、理系は国語(80点満点)、数学(120点満点)、理科(120点満点で物理、化学、生物、地学から2教科)、英語(120点満点)が受験科目で、文系は国語(120点満点)、数学(80点満点)、社会(120点満点で世界史、日本史、地理から2教科)、英語(120点満点)が受験科目になります。また、理系なら理科一類、理科二類、理科三類、文系なら文科一類、文科二類、文科三類のうちから1つを選んで出願するのですが、それぞれ何類でも試験問題は共通です。東大の試験問題の特徴としては、見たことのないものを出題して、知っている知識を応用して思考力を試すものが多いです。

推薦入試

推薦入試を希望する際には、志望する学部学科を出願時点で決める必要があります。各学部5~10人程度ずつのおおよそ100人が募集人員となります。詳しくは東大のHPの募集要項をご覧ください。

各キャンパス

駒場キャンパス

京王井の頭線 駒場東大前駅より 徒歩0分

教養学部として1~2年生の時にほとんどの東大生が授業を受けるキャンパスです。

また、3年生以上も教養学部や数学科の人は使用します。きれいな銀杏並木が特徴的で、公園や池などもある緑豊かなキャンパスです。

本郷キャンパス

東京メトロ南北線 東大前駅より 徒歩3分

東京メトロ丸ノ内線、都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅より 徒歩8分

法学部、医学部、工学部、文学部、理学部、経済学部、教育学部、薬学部といった主に3~4年生以上の人が使用するキャンパスです。安田講堂赤門といった、世間の人から見たザ・東大といえばこのキャンパスです。

学費、奨学金制度

学費は、入学料が282000円で、1年あたりの授業料は535800円です。

また、東京大学には様々な奨学金制度があり、利息があるもの無いもの返済不要のものなど様々なものがあります。さらに、経済的事由などにより授業料などの納入が困難であり、かつ学業優秀と認められる場合には選考の上、授業料が免除される制度もあります。

学生寮

東京大学では、各キャンパスの近くに、ハウジングオフィスという留学生や外国人向けの宿舎があるほか、日本人学生と留学生が交流できるように国際学生宿舎も多数存在します。また、駒場キャンパスと本郷キャンパスでは賃貸やアパートの紹介も行っています。

就職先

東大生の就職先はもちろん多岐にわたりますが、文系学生であれば官公庁、教育機関、メディア関連や金融業界が多い就職先としてあげられます。理系学生の多くは大学院に進み、その後は製造業界や情報業界に通信業界などが大人気です。基本的に東大というネームバリューが就職のときには大きく有利に働くようです。

実際の東大生の声

  • やはり進振り制度が素晴らしく、のびのびと初めの2年は好きなことを勉強できて嬉しい。
  • 最先端の研究に携わっている教授の授業を受けられて非常に興味深い。
  • 周りの学生のレベルがとても高く、モチベーションを高く保っていられる。
  • 研究費が国からたくさん出るので、研究室には最高の設備がそろっており、研究に専念出来てよい。
  • キャンパス内に自然がいっぱいで気分が晴れやかになる。
参考;
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