結局どれが良いの?TOEIC対策テキストの特徴・レベル・使い方まとめ

資格試験

 今回はTOEIC対策本の紹介をします。
 それぞれのテキストの特徴やレベル、使い方をまとめたので、参考にしてみてください。ここで紹介したものを完璧にこなすと900以上は必ず狙える、というラインナップとなっていますが、最も大切なことは自分のレベルに合ったものを選ぶということです。自分に足りないスキルを見極めて、適切な問題集選びをしましょう。

テキスト紹介

TOEICテスト公式問題集シリーズ 計6冊

    

(新形式問題対応編、公式TOEIC Listening&Reading 問題集1~5)

 2016年から導入された新形式問題に対応したTOEIC公式の問題集。過去問ではないが、本番とまったく同じ形式の問題が1冊につき2回分掲載されている。

 解答解説は比較的充実しており、すべての問題の英文と和訳が載っているほか、一問一問解説が書かれている。また、問題となっていない部分の需要単語やフレーズもまとめてあり、本番形式に慣れるためだけではなく語彙力の強化にも役立てられるようになっている。難易度も本番と同じくらいなので、現時点での実力を試すのにも適した教材といえる。

新装版 TOEIC®テスト スーパー英単語

 TOEICL&Rの単語対策教材。初級から上級まで幅広いレベルに対応した5人の講師陣による著書で、収録されている全1005語の単語は重要度によって5段階分けされているので初めて受ける人にも、高得点を目指すひとにもおすすめの単語帳となっている。また、音声CD付属のためリスニング対策としても役立つ。

 単語ごとに例文や関連語、派生語が添えられているほか、間違えやすいポイントやよく出るパートなど補足情報が豊富なのが特徴的で、この一冊を完璧にすれば実際のテストで語彙力不足で困ることはほぼなくなるという実感。“スコアに直結する単語”を強みとしており、基礎的なものから900点くらいを目指すために不可欠な重要単語のみが掲載されているので無駄がなく、効率的に勉強するのに向いている。

※2009年刊行の『新TOEICテスト スーパー英単語』と内容はほとんど同じ。新装版は音声データがMP3ファイルの形式になっている。

TOEIC L&R テスト 文法問題集 でる1000問

 この教材はPart5対策に特化しており、TOEICで狙われやすい品詞や代名詞などの問題を項目ごとに分けて対策することができる。利用者はTOEICスコア500以上の人を対象としているが、問題はすべて基礎・応用・発展にレベル分けされているので、600点~900点台まで自分のレベルに合わせて学習を進めることができる。

 全体を通して本当によく出る問題ばかりが集められているのでリーディングセクションのスコアアップを狙っている人にはぜひ使ってほしい一冊。問題集としてだけでなく、参考書としても非常に優れている。

TOEICテスト 新形式精選模試シリーズ 計4冊 

(リスニング/リスニング2、リーディング/リーディング2)

 2016年から導入された新形式問題に対応した本番形式の問題集。リスニングとリーディングで別売りとなっており、1冊につきそれぞれ5回分掲載されているので、苦手分野の強化にうってつけの教材となっている。公式問題集以上に解答解説はかなり充実していて使いやすい教材であり、各問題の正答率や、問題の解き方のコツまで細かく書かれているのが特徴的である。

 一方、公式問題集に比べ難易度はやや高く、800点以上を目指す人にはおすすめ。特にリスニングは精選問題集の速さに慣れておくと本番では焦らずに取り組むことができる。

聞いて覚える英単語 キクタン TOEIC® Test Score 500/600/800/990

 TOEIC単語対策の王道ともいえるキクタンシリーズはレベルによって4冊に分けられており、それぞれに1120語ずつ収録されている。単語は重要度だけでなく、品詞ごとに分けてある。また、単語ごとに「意味/熟語・関連語→フレーズ→センテンス」という3つのステップが用意されているのが特徴で、じっくり完璧にしたい人から、短時間で意味だけ覚えたい人まで自分のレベルに沿って勉強を進めることができる。

 シリーズの単語帳となっているが、Score 990はかなりレベルが高いので基礎固めがすでにできている人でないと続けるのが難しい内容となっているため、TOEICを初めて受験する人や英語力に自信がない人はScore 600から始めるのがおすすめ。また、3種類あるからと言って次々と進んでいくのではなく、一つ一つを繰り返し解いて完璧にすることを優先させたい。

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