あなたもなれる!勉強ができる人は〇〇な人だった

勉強法

新学年になって,1学期がはじまるときに

さぁ,今年は去年よりも一生懸命勉強して,成績をあげるぞ!

と気持ちを新たにする人も多いことでしょう。
しかし…

1学期が終わり,夏休みが終わって,気づいてみたら2学期。

思うように1学期の成績もあがらず,

「ま,何とかついていければいいかな。」

と,ちょっと妥協しはじめる2学期…。

そう,もともと勉強ができる人は大して頑張らなくても良い成績をキープすることが出来るけど,自分は勉強ができる方じゃないし,1学期が始まった時は結構毎日時間や手間をかけて机に向かって,コツコツ頑張ったけど大して成績も良くならなかったし,こんなものなのかな。

そんな,ちょっとあきらめも入り始める頃。

しかし,そもそも『勉強ができる人』って,どんな人なんでしょうか?

これまで,塾講師・家庭教師として何百人にも及ぶ生徒さんを指導して来ましたが,成績が伸びた生徒とあまり伸びなかった生徒で,もともとの知能の高さ(IQ)が影響しているなと感じたことは一度もありませんでした。

それより,教えたこと以上に吸収して,目に見えて伸びて行った生徒は,伸びなかった生徒と比べて要領がいいと感じたことは多々ありました。

『要領がいい』とひとことで言われてもピンとこないと思いますから,もうちょっとわかりやすい言葉で言い換えると,

『要領がいい』=『自分がやりやすいように工夫することができる』

ということなのです。

ここでは.勉強に関する作業をするにあたっての要領のことを言っていますので,「自分がやりやすいように工夫をする」というのも,「勉強する際に生じる様々な作業のやり方を工夫する」ということを指します。

では具体的にどんなことを工夫するのか,というと,

時間配分(毎日,どんなことをどれぐらいの時間割り振ってやるか)

ノートの取り方(あとから見直しがしやすいように,または確認や暗記がしやすいように,自分が見やすいレイアウトでノートを取る)

覚え方(自分にとって書いて覚えるのがいいのか,見て覚えるのがいいのか,自分に合ったやり方を見つける)

たとえばこんなことです。

勉強するときには必ず発生する当たり前の作業なのですが,あまり成績が振るわない生徒さんは,たとえ一生懸命授業をきいてくれていても,宿題をやってきてくれても,言われた通りのやり方を踏襲するだけ,というタイプが圧倒的に多いです。

  • 先生が単語は書いて覚えろと言ったから書いて覚える。
  • 先生が板書したのをレイアウトから説明からそっくりそのまま写して帰る。
  • 先生が毎日3時間勉強しろと言ったから毎日とにかく3時間机に向かう。

それに対して,勉強ができる生徒さんたちは,良い意味で言った通りにはやらないようです。例えば,

  • 先生が単語は書いて覚えろと言ったけど,自分はただ沢山書いてもよく覚えられないので,自分に合うアプリを見つけてそっちで同じものを覚えて来る。

  • 先生が板書したのを,自分が後から見直した時に自分にとってわかりやすいように,ちょっとレイアウトを変更して,言葉も自分にとってより頭に入りやすい言葉に一部置き換えたりして,絵や図もいれたりして,板書を参考に自分なりのノートを取る。

  • 先生が毎日3時間勉強しろと言ったけど,他にもやりたいことがあって時間が2時間しか取れないけど,やれと言ったことは全てやってきたので問題ないだろう。

と,こんな風にです。

これって,言われた通りにやらない,ということになるかもしれません。

しかし,先生は言った通りにやってほしい訳ではなく,あくまで成果を出してもらうために,こうすれば良いのではないか,というお勧めのやり方を提案しているのであって,参考にしてほしいと思って言っているだけなので,後者のように自分の提案をベースに,勉強ができる生徒さんたちのようなやり方で『自分なりに工夫』してきてくれると,願ったりなのです。

もう一つわかりやすい例をお話ししますが,何年か前に新高校三年生数人に対して世界史の講義を担当したことがあります。出だしの偏差値と,通っている高校のレベルはほとんど同じ生徒さんたちでした。

その時に,秋になって一人だけ偏差値が70を超えた生徒さんと,逆に,出だしから全く偏差値が変わらなかった生徒さんがいました。

この2人の違いは,伸びた方の生徒さんは,後で聞いたところ,私が授業で解説したことと板書をひとまずメモして帰って,帰宅後復習として再度まったく違う参考書を読みながら同じ範囲を自分なりに箇条書きにして別のノートにまとめ直していたのだそうです。

じゃあ授業はあまり役に立たなかったかな,と尋ねたところ,いやそんなことはない,最初の入れ込みがあったからこそ,帰宅して違う参考書を読んだ時に一発で理解できたのだ,また自分でまとめ直すことによって自分の場合はより事象が立体的に見えるようになった,と話してくれました。

逆に,伸びなかった方の生徒さんにも,後で聞いたのですが,授業を一生懸命聞いて,板書をノートにきれいに写して帰ったけれど,復習や,自分で他の参考書をやり直す時間はとても確保出来ず,授業でしか世界史はやっていなかった,とのこと。

そうこうしているうちに,せっかく授業で解説してもらったはずのところも記憶が薄れて行き,言われれば思い出すけれど,試験で出題されても,とても解答出来るようなレベルは保てなかったので…ということでした。

この2人の違いは,明らかに『工夫をしたかどうか』ですよね。

まとめ直すことの他に,ない時間を捻出する方法や復習するタイミングも含めて,です。

授業の後間をあけて記憶が薄れてから時間がとれる時に5時間復習するのと,授業の直後に次の事を習う前に15分でもいいから記憶が新しいうちに復習するのでは,絶対的に後者の方が効果があると言えます。

そして,その時は少し大変でも,後者のほうがトータルで同じ作業にかける時間が少なくて済みますよね。

話がだいぶ長くなってしまいましたが,一生懸命やっているつもりなのに成績がなかなかあがらない,2学期から是非リベンジしたい,と考えている皆さん。

ぜひ自分がやりやすいように工夫をするを実践して,勉強ができる人に変身を遂げてください!

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