あなたは大丈夫?高校受験でレベルの高い高校に進学した際にぶつかる壁

高校受験/中高一貫校対策

今日はちょっと長い題名になってしまいましたが、中高一貫に通う生徒さんと対して高校受験をして、頑張ってレベルの高い高校に進学した人が少なからずぶつかるであろう壁というものについてお話をしたいと思います

いまは、中学受験で中高一貫校に進む人もかなり多い時代ですが、それでも半数以上のお子さんたちは高校受験を経験することになります。

そして、高校受験をするお子さんのほとんどは公立中学に通っていることと思います。

その中でレベルの高い高校、特に上位の公立高校に合格して進学するお子さんは、内申点と本番の得点を中学校3年間にわたって全教科まんべんなく上位で保ってきたことでしょう。

そして、多分に漏れず皆真面目でコツコツと勉強を積み重ね、継続出来るタイプのお子さんです。


もちろん、そうやって努力して合格を勝ち取ることは誰にでも出来ることではないので素晴らしいことです。
努力と実力あっての合格ですから、自分のしてきたことに自信を持つのも当然です。

しかしながら、そうやって中学3年間別々の学校で上位を保ってきた同じように真面目で努力できる精鋭たちが集まってくるのが公立の上位校です

しかも、中学までは義務教育で、まして公立中学でしたらピンからキリまでさまざまなレベルのお子さんたちが集まって来ていますが、もともと飛びぬけて勉強が出来るお子さんは中学受験で中高一貫校に進学してしまいますから、全国で考えると公立中学という母体自体が最下位層~中位層のお子さんたちが集まっていると考えて良いと思います。

更には、その中には当然大学に進学しない人も交じっています。

したがって、公立中学で上をキープして無事上位の公立高校に集まって来た精鋭たちは、大学受験という土台で見ると全国レベルでは中下位~中上位層と考えられるでしょう。

また、入学したタイミングでは誰もがおよそ同じぐらいの学力で、人と差を付けたいと思っても皆が同じように努力できるタイプで、しかも顕著な不得意科目があまりないので中々熾烈な争いとなり、ちょっと工夫した程度では抜きんでることが出来ません。

公立の上位校で上位を保っている人たち、恐らくもっと上の公立を狙っていてギリギリで安全をとってランクをひとつ落とした人、私立の難関校を狙っていて落ちてしまったので滑り止めにしていた公立校に入った、という人たちだと思います。

そうなると何が起こるかというと、最初の全国レベル模試で偏差値が45-55あたりを取ってしまい、高校受験の時の自分の偏差値が安定して65-70ぐらいだったことを考えるとずいぶん低いのではないか。自分はこんなに低い偏差値を取って一体どうしてしまったのだろう。と落ち込んでしまいます。

更に、模試でも定期テストでも校内順位と校内偏差値というのが出ますが、今までは常に上位だったのが校内順位で半分以下、校内偏差値では学校自体の偏差値が良ければよいほど下手をしたら苦手科目だと35-40を取ってしまうことも珍しくありません。

真面目で、今まで上位にいたお子さんほどこれらの偏差値や順位に落ち込んでしまい、現実を受け止められず絶望してしまいます。だって、これまで同様毎日手を抜かずにきっと授業も試験対策の自宅学習も手を抜かずに万全に準備をしたことでしょうから。

あんなにちゃんと勉強したのになんでだろう、とか、自分の何がいけなかったのかな、と自問してしまうでしょう。

しかし、ある意味このことは想定内というか起こってしかるべきことであり、中学まではいかに地域レベルの小さな世界で戦って来ていたのか、ということを認識するチャンスでもあると思います。

首都圏の方ならまだしも地方になってくるとこの壁はますます厚くなるので、一時感じるこの絶望感もより大きいものとなるはずです。

ですが、是非そこで気付いて欲しいと思います。

大学受験を予定しているのであれば、それが大学受験という土台での自分の今のレベルであり、自分の今までの努力が足りなかったわけでもなく、また自分のレベルが高校に入ってから急に落ちたわけでもないのです

逆に言えば、早くそのことに気付いて目標とする大学に合格するレベルまでの準備に取り掛かれば、今まで努力できた人なのですから十分間に合いますし、中学のレベルがいくらピンキリだとは言え、1つのところで上位を維持できるよう努力できた人はレベルの高い土壌でも努力が出来るのですから、そういう部分に自信をもって速やかにリカバリーをして大学受験に向けて前向きに努力を継続していただきたいと思うのです。

大学受験と言う世界はとてつもなく広いです。

都道府県の垣根がないのはもちろんのこと、そこには現役高校生のみならず浪人生、再受験の社会人、定年後の高齢者、子育てが終わった主婦、仕事の一環として受験する塾講師や予備校講師もいます。

つまり、年齢の垣根もなく、受験する人数も予測がつかないほど大きな母体となるということなのです。

ですが、だからといって恐がりすぎずにお願いします(笑)。

とにかくどんなときにも冷静に、そして手ぬかりなく。

その為にはどんな立場であってもまずは自分の立ち位置を正確に見極め、行きたい大学に合格するために必要なことを洗い出し、着々とこなしていく、それだけが成功するために求められていることです。

そして、高校受験で上位の公立高校に合格するために努力が出来た人ならば、間違いなくそれが出来るでしょう

キーワードは、とにかく全国レベルです。

頑張ってください!

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