センター試験直前!最後のチェックポイント5つ

大学受験

来るセンター試験

1月も半ばに差し掛かり,センター試験の出願も終えて入試までいよいよ秒読みとなって来ました。

私大専願でセンター試験を受験しない人はまだもう少しだけ余裕があるかもしれませんが,1月にセンター試験を受験する国公立志望の受験生や,センター利用入試の受験生は残すところ後数日です。

気ばかり急く時期ですが,ここはひとつ落ち着いて,最後の仕上げてやらなければならないことを洗い出し,ひとつひとつつぶして行きましょう。

今日はとくにセンター試験を受験する人を対象に,それらのチェックポイントを列挙してみたいと思います。

センター試験チェックポイント

【チェックポイント① 各教科のセンター試験のボリュームを把握する】

センター試験自体はどの教科もさほど難解な問題が出る訳ではありませんから,時間を計らないで個別の問題を小分けにしてやっていると,この程度の問題なら7~8割行けるのではないか,という気になってきます。

しかしセンター試験の特徴は,難易度はそうでもないけれど,どの教科も制限時間に対する出題量が非常に多く,一題あたり数分で解答していかなければ到底全部を解答し終えることが出来ない,というのが相場です。

しかも,少しでも得点率を上げるためには,出来る問題に時間をかけて丁寧に解き,時間がなくなってしまった問題は空欄のまま提出する,という方法よりも,全てを駆け足で雑に解答していき,時間内に全ての問題に解答をして空欄のない状態で提出する,という方法の方が結果的に高得点を出せるのです。

したがって,この時期は受験教科すべてに対して本番と同じ時間を計って,時間内に解答が出来るようにトレーニングすべきです。

全体の分量を肌感覚で感じで覚えてください。

本番は,途中で時計を見ながらやる余裕もないほど時間にゆとりがないので,核問題はとにかく一分でも短い時間で解答するような気持ちで臨んでください。

【チェックポイント② 受験教科のセンター試験の出題形式を把握する】

時間内に全てを解答することが最優先でトレーニングすべきことですが,次に受験教科のセンター試験の出題形式を把握することが大切です。冒頭でも書いたように,センター試験の問題は難易度的にはそれほどではありません。

しかしながら,そのボリュームが多いことと,どの教科もセンター試験でしか出題されない独特の出題形式の問題がありますから,それを把握しておかねばなりません。出来れば各教科の出題形式をノートに書き出してまとめておくと安心でしょう。

たとえば英語の筆記であれば,

  1. 〈発音・アクセント問題〉
  2. 〈文法語い語法・語句整序問題・応答文完成〉
  3. 〈会話文完成・不要文指摘・発言要約〉
  4. 〈データ読みとり(図表・広告)問題〉
  5. 〈陳述読解(メール)問題〉
  6. 〈長文読解(説明・評論文)問題〉

で、試験時間80分、大問数6題、解答数55の200点満点といった風にです。

【チェックポイント③ センター試験の戦略を決めておく】

センター試験はさほど難解でないが故に,特に国公立大学は平均で8割~9割,医学部や難関校であれば9割5分得点をしないと合格最低点に到達できないです。

しかし,内容的にも時間的にも満点を取るのはほぼ不可能に近いと思いますので,自分の受ける大学は一次試験として平均で何割得点しておかなくてはならないのかをまず把握した上で,把握した出題形式の中から,自分はどの問題とどの問題で必ず得点をして合格最低点を確保するのか,戦略を決めておく必要があるのです。そして,自分が得意で得点しやすい問題は過去問をやり込んで,間違いなく得点出来るようしておきましょう。

どの教科も時間がないので,必ず得点すると決めている問題から取り掛かるのも,一つの戦略です。教科別に解答する順番もおおよそ決めておきましょう。順番を決める際の着目点ですが,どの教科も手前の問題の方が配点が低く,後ろの方に行けばいくほど配点が高くなる傾向があります。

ということは,最悪時間がなくなってしまった時に,手前の問題はできなくて点を落としてしまっても大して痛くないけれど,後ろの方の問題はできなくて点を落としてしまうとかなり痛いということになります。そこで,どうしても時間が足りなくなってしまいがちな人は,後ろの問題からやる,と決めておくのも立派な戦略の一つです。不思議と,同じ制限時間でやっても,解答する順番によって得点が若干変動するものです。

自分が最も得点しやすい順番を見つけましょう。

【チェックポイント④ 個別試験の戦略を決めておく】

個別試験はセンター試験より当然難解な問題になりますから,センター試験ほど時間には追われない代わりに,ひとつひとつの問題にそれなりの時間がかかるようになります。センター試験同様,受験する大学のボリュームと出題形式を必ず把握し,合格最低点から逆算して,自分はどの教科のどの問題を必ず得点するのが効率がよいかを決めておきましょう。

また,教科によってもそれぞれ配点が違うと思いますから,自分の得意な教科と,配点が高い教科とを照らし合わせて,どの教科でどれぐらいの得点を確保すれば全体として合格最低点を上回れるのかという点をきっちり把握しておきましょう。本番は誰でも緊張するものですから,少し余裕をもって,この予定得点を高めに設定しておく方が安心ですね。

【チェックポイント⑤ 過去問を沢山解いて慣れておく】

さて,把握と戦略の決定が完了したら,あとはひらすら一年分でも多くの過去問を解いて行くことです。もちろん,基礎が出来ていないのに過去問ばかりをやっても仕方がありませんが,もうこの時期に基礎が出来ていないからといって,基礎力の錬成に時間をかけても本番につながる結果はそんなに短期間では出せません。

もうここまで来てしまったのですから,ひとまず本番形式に慣れておくことの方が今の段階としては必要です。

受験する大学・学部のものはもちろん,同じようなレベルの大学や出題傾向の近い大学のものに挑戦し,場数を踏んでおくことが必ず本番で訳に立つと思います。

まとめ

さて,簡単ではありますが大学入試直前のおさえるべきチェックポイントを書いてみました。

皆さんはいくつぐらい出来ていましたか?

『孫子・謀攻』に

彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける)

とあります。

これまで積み重ねてきた学習の成果がいよいよ試される時が近づいて来たのです。

しかし,いくら力があっても相手(のみならず自分のことも)を知らなければ,やはり戦いで勝利をおさめることは出来ないのです。

最後の仕上げとして,しっかり自分と相手を把握し見事な戦略を立てて,希望する大学の合格を勝ち取ってくださいね。

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