美しい自然に囲まれた「三重大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

大学

Abstraction 

 三重大学は美しい自然環境の中にある大学である。三重大学のキャンパスは三翠キャンパスとも呼ばれ、これは三重大学周辺の3つの翠を指す。具体的には、伊勢湾の波、鈴鹿山脈や布引山地の樹々、そして白い雲が浮かぶ空である。

 自然に囲まれたキャンパスで世界に誇れる人材育成や研究を目指す一方、地方国立大学ということもあり、地域に根差すことも大切にしている。そんな三重大学について詳しく紹介する。 

大学概要 

学校の沿革・理念・使命など 

沿革 

 1949年三重大学学芸学部、農学部を設置。1966年学芸学部を教育学部に改称。1969年工学部を設置。1972年医学部、水産学部、を設置。1983年人文学部を設置。1987年生物資源学部を設置(農学部、水産学部を統合改組)。1992年水産学部を廃止。1993年農学部を廃止。 

理念・使命 

 三重大学は、総合大学として、教育・研究の実績と伝統を踏まえ、「人類福祉の増進」「自然の中での人類の共生」「地域社会の発展」に貢献できる「人材の育成と研究の創成」を目指し、学術文化の受発信拠点となるべく、切磋琢磨することを基本理念としている。 

著名な業績や有名人 

 三重大学出身の有名人を紹介する。 

  • はやみねかおる・・・小説家。教育学部数学科。
  • 一川保夫・・・元防衛大臣。農学部農業土木学科。
  • 坂口力・・・元厚生労働大臣。三重県立大学(現三重大学)医学部。 

学部学科 

学部・学科についての概要 

 三重大学には、人文学部、教育学部、医学部、工学部、生物資源学部、の5つの学部がある。それぞれの学部について紹介する。 

  • 人文学部(文化学科、法律経済学科)
    既成の学問分野を超えた学際的視野の下で専門知識の教育を行うとともに、国際感覚の育成を目指す。人文学部の特色の一つは、学生数に対する教員数が比較的多いことであり、少人数教育が重視されている。

  • 教育学部(学校教育教員養成課程)
    様々な教育問題、教育環境の変化に適切に対応できる創造性と問題解決能力を培い、力強くリーダーシップの取れる人材をPBL(問題/課題解決型学習)等を通じて養成していく。

  • 医学部(医学科・看護学科)
    確固たる使命感と倫理観を持って医療に臨み、豊かな創造力と研究能力を培い、人類の健康と福祉の向上に努めることのできる広い視野を持つ医療人を育成することを目指す。

  • 工学部(機械工学、電気電子工学、分子素材工学、建築学、情報工学、物理工学、材料科学専攻)
    科学技術の分野における先端的、創造的な職業能力はもとより、自然、社会、文化等に対する深い見識を育むことを目指して、学生と教員のふれあいを重視した教育を行っている。

  • 生物資源学部(資源循環学科、共生環境学科、生物圏生命科学科、海洋生物資源学科)
    生物資源の持続的生産を目指し、生物のもつ機能と役割、生物と環境との関係などを研究し、生物資源の開発・利用、自然との調和を考慮した循環型社会の確立や地球環境問題の解決について研究する。 

入学定員 

 平成30年度の入学定員を示す。 

 

学部 

学科 

入学定員 

人文学部 

文化学科 

92 

法律経済学科 

153 

医学部 

医学科 

125 

看護学科 

80 

工学部 

機械工学部 

80 

電気電子工学科 

80 

分子素材工学科 

100 

建築学科 

40 

情報工学科 

60 

物理工学科 

40 

生物資源学部 

資源循環学科 

70 

共生環境学科 

70 

生物圏生命化学科 

80 

海洋生物資源学科 

40 

教育学部 

国語教育コース 

22 

社会教育コース 

16 

数学教育・情報教育コース 

30 

理科教育コース 

18 

音楽教育コース 

9 

美術教育コース 

8 

保健体育コース 

16 

技術・ものづくり教育コース 

9 

家政教育コース 

12 

英語教育コース 

12 

特別支援教育コース 

18 

幼児教育コース 

10 

学校教育コース 

20 

自己作成・転載OK 

 

キャンパス・周辺地域の環境 

 三重大学のキャンパスは上浜キャンパスのみである。そのため全ての学部がここで学ぶ。

 上浜キャンパスは別名を三翠キャンパスという。この名の由来は三重大学の前身である三重高等農林学校の校歌の中にある「空のみどり、樹のみどり、波のみどり」の3つのみどり(翠)に由来する。 

アクセス:近鉄電車急行で「江戸橋駅」下車徒歩約15 

     近鉄電車特急で「津駅」下車バスで約15 

学科・専攻 

 各学部の学科について紹介する。 

  • 文化学科
    哲学・歴史学・考古学・社会学・文化人類学・地理学・文学・言語学などの人文学の専門知識を学び、世界各地域の文化の特徴を考察する。

  • 法律経済学科
    法学・政治学・経済学・経営学の4分野にわたる専門知識を学び、現代社会の課題の解決を目指す。

  • 学校教育教員養成課程
    国語教育コース、社会科教育コース、数学教育・情報教育コース(数学教育専攻、情報教育専攻)、理科教育コース、音楽教育コース、美術教育コース、保健体育コース、技術・ものづくり教育コース、家政教育コース、英語教育コース、特別支援教育コース、幼児教育コース、学校教育コース(教育学専攻、教育心理学コース)がある。

  • 医学科
    コミュニケーション能力に優れ、幅広い知識と質の高い技術を持って患者中心の医療を実践できる能力、自ら問題を発見んし科学的根拠に基づいた思考によって問題を解決できる能力、あるいは地域および国際社会における健康の増進、疾病の予防に寄与し、人類の保健、繁栄に貢献できる能力を養う。

  • 看護学科
    生命倫理観・職業倫理観に基づいて人の一生に関わり、個人から集団に至るあらゆる対象に対して適切な看護を実践し、専門職者としての社会的役割を果たすことのできる人間を育成する。

  • 機械工学科
    機械工学分野を核とする広範な知識および技術を教授し、人間・環境・機械の調和的発展に貢献しうる創造性豊かで社会性の高い個人的人材を育成することを目指す。

  • 電気電子工学科
    基礎的研究とともに社会の変革に対応した応用的研究の成果に基づいた教育を通じて、学ぶことへの興味と目的意識を育み、広範な基礎的学力を培い、問題解決能力を養い、将来の多様な可能性に向けて創造力豊かな人材を育成することを目指す。

  • 分子素材工学科
    大学教養、化学の基礎知識と専門知識、国際コミュニケーション力、技術者倫理の修得を目指す。

  • 建築学科
    地域から地球規模の環境および社会のニーズを踏まえた総合的見地から創造力豊かな件市区活動を担う人材を育成することを目的としている。

  • 情報工学科
    高度な情報化社会で活躍できる情報系の専門家を育成するとともに、情報工学の進歩に貢献できる人材養成をめざす。

  • 物理工学科
    現代物理学、機械工学、電気電子工学および融合領域(物理工学)に関する高度な専門知識を有し、社会に技術革新をもたらすことのできる高度な研究者・技術者を養成することを目指す。

  • 資源循環学科
    森林から農地までの陸圏の生産生態系の効率的利用と保全を目指す。

  • 共生環境学科
    地球レベルから地域レベルまでの総合的な環境科学について学ぶ。

  • 生物圏生命科学科
    生物資源を活かす総合的な生命科学について学ぶ。

  • 海洋生物資源学科
    海洋生態系の保全ならびに海洋生物資源の持続的生産について学ぶ。 

特徴・資格 

 それぞれの学部で取得できる資格を紹介する。 

  • 人文学部
    学校図書館司書教諭
    司書
    学芸員

  • 教育学部
    小学校教諭一種
    幼稚園教諭一種
    特別支援学校教諭
    学校図書館司書教諭
    学芸員
    保育士

  • 医学部
    医師(医学科)
    看護師(看護学科)
    保健師(看護学科)
    助産師(看護学科)

  • 工学部
    一級建築士(建築学科)
    甲種危険物取扱者(応用化学科)
    第一級陸上無線技術士(電気電子工学科)

  • 生物資源学科
    学芸員
    測量士補(共生環境学科) 

名物行事や教授・講義など 

 三重大学の学園祭や授業について紹介する。 

三重大学祭 

 その名の通り三重大学の大学祭である。毎年11月上旬に三翠キャンパスで開かれており、2019年に71回目を迎えた。アーティストライブ、漫才ライブ、カラオケ企画、市町村物産展、学術企画、スポーツ企画、スタンプラリー、フリーマーケットなどたくさんの催しもので盛り上がる。 

産業経済論演習 

 人文学部の授業。地域活性化についての研究をする。現地へのヒアリングや校内でアンケートを実施する。フィールドワーク中心のためやりがいがある。また地域住民や生産者の方々への成果発表もある。 

食品化学 

 生物資源学部の授業。食品についての基礎知識や、ビタミンやミネラルの構造、働き、栄養素について化学的に学ぶ。 

入試情報 

入試種別 

 三重大学には以下の入試がある。 

  • 一般入試(前期・後期)
  • AO入試
  • 推薦入試(大学入試センター試験を課す・課さない)
  • 帰国生徒特別入試
  • 社会人特別入試
  • 私費外国人留学生特別入試 

受験日程/科目/難易度/平均点 

 一般入試(2020年度)の受験日程について紹介する。 

受験日程 

 出願期間:2020127日(月)~202025日(水) 

 試験日:前期日程 2020225日(火)(医学部は226日(水)もある) 

     後期日程 2020312日(木) 

 合格者発表:前期日程 202036日(金)10時ころ 

       後期日程 2020323日(月)15時ころ 

 

学費・奨学金 

 三重大学の学費や奨学金制度について紹介する。 

学費(令和2年度) 

 授業料(年額):535,800 

 入学料:282,000 

 検定料:17,000 

奨学金 

*日本学生支援機構奨学金 

  • 奨学金【給付型】
    日本学生支援機構の給付型奨学金は、進学前に出身高校へ申し込みし、採用が決定している方に給付される。大学進学後に申し込みはできない。

    給付月額:自宅通学 20,000
         自宅外通学 30,000

  • 奨学金【貸与型】
    以下の2種類がある。

    第一種奨学金(無利子)
    人物・学業ともに特に優れ、かつ健康であって、経済的理由により著しく就学困難があ ると認定された者に対して貸与される。
    第二種奨学金(有利子)
    人物・学業ともに特に優れ、かつ健康であって、経済的理由により著しく就学困難があ ると認定された者に対して貸与される。年3%を上限とする利子がつく。

    第一種は20,000~51000円、第二種は20,000~120,000円貸与される。 

*地方公共団体および民間育英団体等の奨学金 

 大学を通して募集を行うものと、団体が直接募集するものがあり、大学へ募集案内が届いたものは掲示で知らされる。募集時期は4~5月に集中しており、学業成績優秀で経済的に修学が困難な者を対象とした貸与型奨学金が多く、支給型奨学金はほとんど無く、いずれも募集人員は少数である。 

 

学生寮 

 三重大学には男子学生寄宿舎(安濃津寮)女子学生寄宿舎(清和寮)2つの学生寮がある。それぞれの寮について紹介する。 

男子学生寄宿舎(安濃津寮) 

 定員:109 

 寄宿料(月額):8000 

 その他経費(光熱費等):約8000 

 居室:個室(約8畳) 

 共用設備:捕食室(キッチン)、トイレ、風呂(大浴場)、洗面所、洗濯室など 

 アクセス:大学まで徒歩約15 

  • 毎月16,000円を寮費として徴収
  • 居室にはエアコン、机、椅子、ベッド、物干しざお用フックが備わっている
  • 食事の提供はなし
  • 入館には暗証番号の入力が必要 

 

女子学生寄宿舎(清和寮) 

 定員:60 

 寄宿料:7000 

 その他経費:約7100 

 居室:個室(約6畳) 

 共用設備:捕食室(キッチン)、トイレ、風呂(浴室、シャワー等)、洗面所、洗濯室 

 アクセス:大学まで徒歩約3 

  • 毎月15,000円を寮費として徴収
  • 居室にはエアコン、冷蔵庫、机、椅子、ベッド、棚、物干しざお用フックが備わっている
  • 食事の提供はない
  • 入館には暗証番号の入力が必要 

進路実績 

進学・就職実績 

 平成30年度の卒業生の進学就職実績を示す。 

 

学部 

学科 

卒業者数 

進学者 

臨床研修医 

就職者 

その他 

人文学部 

文化学科 

114 

4 

0 

102 

8 

法律経済学科 

188 

7 

0 

171 

10 

教育学部 

学校教育教員養成課程 

195 

15 

0 

173 

7 

情報教育課程 

0 

0 

0 

0 

0 

生涯教育課程 

1 

0 

0 

1 

0 

人間発達科学課程 

31 

4 

0 

20 

7 

医学部 

医学科 

119 

0 

111 

0 

8 

看護学科 

77 

0 

0 

76 

1 

工学部 

機械工学科 

94 

58 

0 

36 

0 

電気電子工学科 

86 

50 

0 

36 

0 

分子素材工学科 

99 

59 

0 

38 

2 

建築学科 

52 

23 

0 

28 

1 

情報工学科 

47 

21 

0 

25 

1 

物理工学科 

40 

20 

0 

16 

4 

生物資源学部 

資源循環学科 

68 

18 

0 

49 

1 

共生環境学科 

76 

26 

0 

48 

2 

生物生命科学科 

103 

32 

0 

66 

5 

合計 

 

 

 

 

 

自己作成・転載OK 

 

大学院・研究機関の概要 

 三重大学の大学院の研究科・専攻や附属施設について紹介する。 

大学院 

 三重大学の大学院には、人文社会科学研究科、教育学研究科、医学系研究科、工学研究科、生物資源学研究科、地域イノベーション学研究科の5つの研究科がある。 

  • 人文社会科学研究科
    複雑化、多様化する現代社会に柔軟に対応でき、創造的な知性と国際的な視野をもった研究者および専門的職業人を育成することを目指す。

  • 教育学研究科
    人間の発達および教育に関するっ高度な専門的研究とともに、教育現場における初夏でに関する研究・教育を通して社会に貢献できる人材を養成する。

  • 医学系研究科
    豊かな独創性と使命感を持って医学・看護学を発展させ、地域および国際社会において指導性を発揮する人材を養成すること、さらに、優れた研究成果を世界に発信することによって、人類の健康と福祉に貢献することを目的とする。

  • 工学研究科
    地域・国際社会の発展と福祉に貢献することを目的とし、学際的・独創的・総合的視野を基盤にした専門的な工学の研究を通して、高度な専門技術者および研究者として基礎的能力を備えた人材を育成する。

  • 生物資源学研究科
    生物資源学に基礎をおいている。

  • 地域イノベーション学研究科
    三重県域を中心とする地方産業と連携しながら地域社会の将来を担う中核人材を育成すること、地方立脚型の企業が抱えている成長阻害要因を克服するために必要とされる学際研究を地域産業と産学連携によって実行する。 

研究機関 

  • 地域人材教育開発機構
  • 地域創発センター
  • 地域イノベーション推進機構
  • 先端科学研究支援センター
  • 国際交流センター
  • 総合情報処理センター
  • リサーチセンター
  • 自然科学技術部 

大学の雰囲気/メリット/体験談 

 総合大学でキャンパスが1つしかないため、キャンパス内の学生数が非常に多くなっている。そのため、部活やサークルがたくさんあり、海に近い立地を活かしたダイビングサークルやヨット部もある。敷地が広く、樹木がたくさん生えている。海が近いためカニがあるいていることもあるなど自然豊かなキャンパスである。 

 教育に関しては、「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」と、それらを総合した「生きる力」の4つの力の獲得を基本的教育目標にしている。社会連携・地域貢献に関しては、「地域に根ざす」をモットーに、自治体や企業との連携に注力している。また、四日市公害の解決に三重大学が大きく寄与した経験を活かし、地域とともに積極的に環境活動を実施している。

 国際交流に関しては、三重大学、タイのチェンマイ大学、中国の江蘇大学、インドネシアのボゴール農科大学、中国の廣西大学が毎年交代でホスト校をするTri-U国際ジョイントセミナー&シンポジウムによる国際交流を兼ねた英語による研究発表会を開催している。 

 

参考文献 

三重大学|Rakuten みんなのキャンパス

三重大学|大学ポートレート

三重大学|みんなの大学情報

  

 

この記事を書いた人