岐阜県唯一の国立大学「岐阜大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

大学

Abstraction

岐阜大学は岐阜県唯一の国立大学である。岐阜は名古屋とのアクセスがよく、岐阜大学の学生は岐阜出身よりも愛知出身の方が多い。2020年には名古屋大学と経営統合しており、研究の面でも協力している。

大学概要

学校の沿革・理念・使命など

⑴沿革

岐阜大学の起源は1873年に創立された師範研習学校である。1949年に岐阜県に所在する官立教育機関(岐阜師範学校・岐阜青年師範学校・岐阜農林専門学校)を統合して岐阜大学(学芸学部・農学部)が設立された。1952年工学部を設置。1964年医学部を設置。1966年学芸学部を教育学部に改称。1996年地域科学部を設置。2000年医学部に看護学科を設置。2004年農学部を応用生物科学部に改組。2013年共同獣医学科の設置。

⑵理念・使命

岐阜の地は,清流の国と称される豊かな自然に恵まれ,東西文化が接触する地理的条件や歴史的な背景による多様な文化と技術を創造し,伝承してきた。岐阜大学は,岐阜の地のこのような特性を継承するとともに,「人が育つ場所」という風土の中で「学び,究め,貢献する」人材を社会に提供する。そして法人自体も「学び,究め,貢献する」地域にとけこむ大学であるべきことを理念とする。

岐阜大学は,全ての学部・研究科が1つのキャンパスにある特徴を教育・研究の両面に活かし,特に,高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育,教育の基盤としての質の高い研究,地域に根ざした国際化を展開する。さらに,これらの成果を地域還元することなどにより,地域社会の活性化の中核的拠点として,地方創生の一翼を担う。

岐阜大学の理念と目標|岐阜大学Hpより引用

著名な業績や有名人

岐阜大学を卒業した有名人を紹介する。

  • 山口千景・・・タレント、女優。医学部看護学科。
  • 浅岡朝泰・・・元サッカー選手(元日本代表)。岐阜大学大学院博士課程。
  • かわら長介・・・放送作家。教育学部国語学科。
  • 竹中登一・・・元アステラス製薬社長。農学部獣医学科。
  • 片山晃・・・俳優。
  • 福岡正信・・・自然農法創始者。岐阜江東農林学校(現岐阜大学)。

学部学科

学部・学科についての概要

岐阜大学には教育学部、地域科学部、医学部、工学部、応用生物科学部の5つの学部がある。それぞれの学部について紹介する。

  • 教育学部(学校教育教員養成課程、特別支援学校教員養成課程)
    幅広い知性と教養を持ち、日々変化する時代に求められる実践的な力量を備えた優秀な学校教員を養成することを主な教育目標としている。カリキュラムの特徴としては、全学ねんで実際に学校現場に出向いて学習するACT(Active Collaboration Teaching)プラン(1年次:教職トライアル、2年次:教職リサーチ、3年次:教職プラクティス、4年次:教職インターン)という実習科目や、介護体験等の実践科目が組み込まれていることが挙げられる。
  • 地域科学部(地域政策学科、地域文化学科)
    地域が抱えるさまざまな問題を解決し、暮らしやすくて平和で文化的な地域社会を造り出すことができる人材(具体的には自治体・企業・NPOなどで活躍する地域社会のリーダー・プランナーなど)の育成を目的とした、国立大学ではユニークな学部である。
  • 工学部(社会基盤工学科、機械工学科、化学・生命工学科、電気電子・情報工学科)
    人類の平和と幸福を追及するために、産業技術も高度化と多様化に柔軟に対応できる人材が求められている。岐阜大学工学部では、ものづくりの基礎となる工学を総合的に理解するとともに、個性を生かし専門性を深める4学科を設置している。
  • 医学部(医学科、看護学科)
    岐阜大学医学部は、地域と世界に貢献できる良い医師、良い看護師と優れた医学研究者の育成に全力を注いでいる。医学部の使命は、教育、研究、臨床の3本柱である。このうち、教育は優れた研究者と高度な臨床によって裏打ちされる。そのような研究と臨床に成果をあげている数多くの教員スタッフにより医学教育,看護学教育が行われている。本学医学部の教育は,全国的にも極めて特徴的な大きな柱が2つある。1つは全国に先駆け進められているテュトーリアル医学教育である。これは自学自習の問題解決型教育で自ら問題点をとりあげ,自ら解決するというシステムである。もう1つは臨床実習におけるクリニカル・クラークシップである。これは,主治医の一員という立場で臨床実習するという極めて実践的な方法である。いずれも単なる学習や見学ではなく参加型教育体系です。看護学科でも実践的教育が精力的になされている。
  • 応用生物科学部(応用生命科学課程、生産環境科学課程、共同獣医学科)
    安心かつ安全な食の安定供給、高機能性食品の開発と健康の増進、環境と調和した食料生産、自然生態系及び人間の生活環境の修復と保全、人と動物の健康と福祉の向上などに強い意欲を持って学習に励もうと志す学生を対象として、生物科学と生命科学の学理を究明し、それと関連した技術を開発し、その成果を生物産業に応用することを目指す人材、すなわち、農学系科学で社会を変えようとする者を育てる。

入学定員

令和2年度の入学定員を示す。

学部 入学定員
教育学部 250
地域科学部 100
医学部 医学科 95
看護学科 80
工学部 510
応用生物科学部 応用生命科学課程

生産環境科学課程

160
共同獣医学科 30
  • 自己作成・転載OK

キャンパス・周辺地域の環境

2004年にそれまで学部ごとに違ったキャンパスが柳戸キャンパスに統一された。キャンパス内には川があり、自然豊かである。

キャンパスまでのアクセスはJR/名鉄岐阜駅から出ている直行バスが便利である。7:30~8:30までは直行バスが5~7分間隔で運行されている。岐阜駅からキャンパスまでは約7キロで、直行バスで約25分タクシーだと約20分である。医学部記念会館、医学図書館、医学部看護学科の最寄駅は柳戸橋、岐阜大学病院、医学系研究科、医学部医学科、連合創薬、医療情報研究科の最寄駅は岐阜大学病院、それ以外の最寄駅は岐阜大学である。

学科・専攻

学校教育教員養成課程

小中学校の教科を中心に講座が編成されている。各講座では、教育の基礎となる知識を得るとともに、その教育法を学び、教科内容と教育方法が両輪になって教える技能を習得する。さらに、専門分野を極めることで学ぶことの愉しさを知り、幅広い学習ニーズに対応できる能力を備えた教員を輩出し、岐阜県を中心とした学校教育に貢献することを目指す。講座・専攻は以下の通りである。

  • 国語教育講座
    国語学、国文学、漢文学及び国語科教育法を習得する。学生は第1学年では「概論」を受講して各分野の基礎的知見を広め、第2学年以降で各学科目の「各論」を学ぶ課程で各々自分の専門とすべき分野を見つけ出していく。そして第3学年後学期に開講される「研究」で専門分野における研究能力の基礎を形成し、第4学年では「演習」によって問題解決能力を涵養しつつ、卒業論文を作成していく。
  • 社会科教育講座(史学専攻、地理学専攻、現代社会専攻)
    • 史学・・・日本史・西洋史・日本文化史・外国文化史(西洋・東洋)などが開講されており、日本史・西洋史・文化史に関しては史料購読を中心とする演習授業がある。地理学・・・地理学は地図や統計データ、現地調査で得られた知識を基に、文化事象や物事の空間的な特性を考察する学問である。地理学の対象とする範囲は、自然環境と人文環境、さらにはそれらの相互関係と幅広く、地球上のあらゆる地域と場所、私たちの頭の中にある世界まで、全てが地理学のフィールドである。現代社会・・・現代社会のさまざまな問題に対する見方・考え方については、たった一つの正解があるわけではない。こうした問題を考えるために必要な法律学、政治学、国際政治学、経済学、東洋哲学、社会学などの専門知識とその活用方法を勉強する。また、これらの専門知識を活かした望ましい授業のあり方を考える社会科教育法も学んでいく。
  • 数学教育講座
    1年次から専門数学を履修する4年一貫教育である。まず、1年次から3年次の間に、数学科教育法・代数・幾何・解析・応用数学の基礎を学ぶ。3年次には、自分の学びたい分野に応じて、研究室を選択する。4年次からは、担当教員の指導のもとで、卒業研究に取り組む。そこで、各々の専門分野の理解を深めたり、学んだ知識を志望する校種の授業に活用する力を身につけたりする。
  • 理科教育講座(物理学専攻、化学専攻、生物学専攻、地学専攻)
    • 物理学・・・3年次までに、理論・実験とともに、古典物理学・近代物理学のほぼすべての領域を学ぶ。4年次には各自のテーマで卒業研究に取り組む。化学・・・実験を通じた教育を重視している。1年次には基礎的な化学区実験技術を習得し、2年次には物理化学・無機化学実験、3年次には生物化学・有機化学実験を行う。4年次には、1~3年次に磨いた実験技術をベースに各自のテーマに沿って卒業研究に取り組む。生物学・・・野外体験と臨海実習(1年次)、北アルプスでの野外実習(2年次)、キャンプによる野外観察指導実践演習(4年次)等、野外での生物観察実習を多く取り入れている。これに加え、2年次~3年次にかけて、講義と実験により専門性を身につける。4年次ではそれらを基礎として卒業論文に取り組む。地学・・・・「今暮らしている地球や宇宙のことをもっと詳しく知りたい」「いつからあるのか、どのような歴史をたどってきたのか」「いま渡したちの住む場所はどのようにしてできたのか、はるか昔はどのようなかんきょうだったのか」といった疑問に取り組む。
  • 音楽教育講座
    ピアノ、管楽器、声楽の個人及びグループレッスンはもちろん、器楽合奏や合唱の授業を通してのアンサンブル、指揮法、箏(こと)や謡(うたい)などの日本の伝統音楽、さらには音楽科教育法、音楽史、和声学、民族音楽学などの分野においても充実した授業を受けることができる。
  • 美術教育講座
    1学年10名~11名の少人数教育により、学生ひとりひとりの適正と能力に対応するきめ細かな指導体制を常に心がけている。1年次から絵画、彫刻、デザイン、工芸の基礎を確実に学ばせるとともに、各学年を通じて学生の作品制作と美術理論研究を専門教員が指導する。児童とふれあいながら実践的な美術教育を学ぶワークショップ等の機会を充実し、図画工作と中学校美術の主導的な教育者養成に取り組んでいる。
  • 保健体育講座
    体育授業、動作分析、運動生理、健康増進など、体育、スポーツ、健康に関する学術的・科学的知識を幅広く学び、運動・スポーツ実践を通して自己の技能を高めるとともに、主に小・中学校での高い指導力を兼ね備えた教員の要請を目指す。また、大学での部活動を通し、専門的戦術やトレーニング方法を学び、リーダーとしてのあるべき姿を身につけていく。
  • 技術教育講座
    技術教員として必要な専門知識を「木材加工・金属加工・電気電子・機械・栽培・情報基礎・技術科教育法」の分野について学ぶ。「ものづくり」や「情報テクノロジー」、「教科教育法」に必要な知識とスキルを、座学だけでなく実験や実習を通して身につけ、「技術」という科目を通して、子どもたちにものづくりの楽しさや、情報テクノロジーの重要性を伝えることができる技術教員を目指している。
  • 家政教育講座
    衣・食・住、保育、家庭経営など、学ぶ分野がとても幅広く、保育実習や家計簿の作成など、実習を通して学ぶことが特徴である。例として、調理実習では、調理技術の向上のみならず、「美味しく調理する秘訣」を科学的側面から考察する。
  • 英語教育講座
    1年次から3年前期において、将来の英語教員に求められる専門知識や技術を、英語教育学・英米文学・英語学・異文化理解・コミュニケーションの5領域を通して学ぶ。また、3年前期から研究室に配属し、教員の指導を受けながら各自が選んだテーマに沿って卒業研究をまとめていく。教員や海外からの留学生との交流を大切にし、国際感覚を備えた人間味あふれる教員の養成を目指している。
  • 学校教育講座(心理学コース、教職基礎コース)
    • 心理学コース・・・心理学の観点から児童生徒の発達と学習の過程について深く学び、生徒指導や教育相談・進路指導・生活指導・学習指導を推進していく教員を養成するコースである。いじめや不登校、通常学級における特別支援教育に対しての指導能力の高い教員を養成する。教職基礎コース・・・教職基礎コースは、小学校教員養成を重視したコースである。言語力の育成を基盤にして、学校教員に求められる豊かな教養を身につけるとともに、外国語活動のための授業や小学生対象の体験活動の実習を通して、教科の枠を超えた実践的な知識や技能を習得する、「教えること」を学ぶコースである。

特別支援学校教員養成課程

特別支援学校のみならず、一般の学校でも、特別な教育的ニーズを必要とする児童・生徒が多くいる。本課程では、このようなニーズに対応するために、教育学、心理学から医学的知識までを学習しつつ、指導法を実践的に習得する。

教育実習は、小学校と特別支援学校で行われ、それぞれの1種免許が取得できるほか、所定の単位を修得することで中学校免許の取得も可能である。

地域政策学科(産業・まちづくりコース、自治政策コース、環境政策コース)

主に社会科学と自然科学の協同により、自然環境を含んだ地域社会の構造的な把握と文責そして政策形成の能力の習得を関連づける教育研究を行い、持続可能な社会を展望しつつより良い地域社会の構築を提言できる人材の育成を目指す。

  • 産業まちづくりコース
    地域経済の理解のためには、地域の産業や経済状況を把握しなければならない。同時に日本や世界の経済動向や、経済システムを理解することも必要になる。このコースでは、地域から世界までを見据えた視点で、産業構造や経済システムの理解を深め、ときにはフィールドワークを行い、政策立案の基礎となる専門的な能力を獲得する教育内容を構成している。
  • 自治政策コース
    分権時代の地域の政策課題は多様化しており、一つの専門的能力だけでは対応しきれなくなっている。このコースでは、行政学、財政学、法律学など、問題解決の基礎となる専門分野をバランスよく配置して、住民参加のあり方やNPOとの協働など、地域の新しい課題解決のための方策について学び、色々な課題に積極的に取り組む人を育成する教育内容を構成している。
  • 環境政策コース
    このコースでは、物理系、化学系、生物系、都市・建築系などの理科系の基礎的な学力を身につけ、自然界の原理と法則、自然・地球環境、生活・都市環境を、数理的考察、フィールド調査、物理学や化学の実験、コンピュータシミュレーション等を通じて深く理解したうえで、科学的知識や技術を環境政策へいかすことばできる人を育成する教育内容を、体系的に構成している。
  • 地域文化学科(生活・社会コース、人間・文化コース、国際教養コース)
    主に人文科学と社会科学の協同により,人間社会における思想や文化的な表現,及び歴史的な経験や行動などの規範と原理を分析し把握する教育研究をおこない,人間社会に関する的確で深い洞察力を備え,社会が抱える多様な課題の解決を展望できる人材の育成を目指す。
  • 生活・社会コース
    大きく変貌を遂げようとしている地域社会の現実及び地域社会の発展に関する課題を見出すためには、そこで暮らす人々の生活実態を深くとらえることが求められる。このコースでは、社会調査や実習を通して地域住民と交流するとともに、社会学・人類学・歴史学などの専門的知識を学び、現在およびこれからのコミュニティ創造のための担い手を育成する教育内容を構成している。
  • 人間・文化コース
    地域コミュニティは、独自の伝統文化を継承し発展させると同時に、他の社会や文化と積極的に交流することによって、更なる活力を生み出す可能性を秘めている。このコースでは、この視点に基づいて、グローバリゼーションの時代にふさわしく、多様な言語・思想・文化を学ぶことで、地域文化の創造的な担い手を育成する教育内容を構成している。
  • 国際教養コース
    現代に生きる人々は、グローバル化という大きな流れの中で進むべき道を見つけることが求められている。そのためには、幅広い教養に基づいた、自分の暮らすコミュニティならびに異文化に対する深い理解を養う必要がある。このコースでは、1年間の海外留学プログラムなどを通じて、地域と国際社会の双方で活躍できる人を育成する教育内容を構成している。

社会基盤工学科(環境コース、防災コース)

自然と調和した地域創造のための技術や自然災害への防災技術の習得により安全で快適な暮らしづくりに貢献する人間性豊かで創造力に富んだ技術者を養成する。

  • 環境コース
    社会基盤工学の基礎知識に加え、「環境デザイン」、「環境セミナー」、「地圏環境・資源管理工学」、「環境衛生工学Ⅱ」など環境コース独自の講義を学ぶ。自然と調和した地域の創造や持続可能な開発を行うために必要な知識や技術を習得し、地域に密着したまちづくりから地球環境の保全まで、幅広い分野で活躍できる技術者を養成する。
  • 防災コース
    社会基盤工学の基礎的知識に加え、「防災デザイン」、「防災セミナー」、「地震工学」、「応用地質学」など防災コース独自の講義を学ぶ。地震災害、地盤災害、気象災害などに関する知識や防災技術を習得し、安全・安心な社会環境や地域社会の創造のための課題を探り、解決することができる技術者を養成する。

機械工学科(機械コース、知能機械コース)

日本の技術立国としての地位を支える創造力豊かな機械技術者を育成する。

  • 機械コース
    4大力学(材料力学,機械力学,流体力学,熱力学)に生産加工学を加えた5つの専門分野を主とし,コンピュータを用いた解析評価技術をも取り入れた教育・研究を行い,体験型実習科目および情報処理科目を含む優れた教育システムによって,新技術にも幅広く対応できるオールラウンドな機械エンジニアを育成している。
  • 知能機械コース
    ものづくりの基盤である機械工学に加え、機械・情報・電気電子を融合したメカトロニクス技術および人間と環境にやさしいシステムづくりを目標に、新しい学術の創生とその分野で活躍できる技術者の教育を行う。学生はロボット工学・システム制御工学・計算機支援学・人間支援工学・エネルギー工学などを学び、次世代の知能ロボットやエネルギー有効利用システムづくりに挑戦できる。

化学・生命工学科(物質化学コース、生命科学コース)

化学の視点で地球環境問題の解決や未来技術の発展につながる研究開発に取り組み、新素材や医薬品、食品、環境・エネルギー技術など幅広い分野で活躍する技術者や研究者を育成する。

  • 物質化学コース
    物質の構造や性質の分析・解明から、合成方法や加工技術の開発に至る幅広い教育と研究を行っている。具体的には、理論計算による分子構造や化学反応の設計から、クリーンエネルギー技術として期待される太陽電池用材料、より環境に優しい機能性物質の開発など、様々な社会のニーズに対応し得る教育・研究活動を特色としている。地球環境に配慮し、限りある資源を有効に活用しながらこれからの社会のニーズに応える技術を開発していくことは人類共通の重要な課題であり、物質化学コースはこの課題に化学の立場から取り組んでいる。
  • 生命化学コース
    生命現象を分子レベルで理解し、「ものづくり」に応用するための教育と研究を展開している。人々の生活や地球環境に優しい機能性分子の設計や合成、生体機能分子の物理化学的な解析や分析法の開発、難治性疾患に関する創薬研究、生体触媒を活用したグリーンケミストリーの達成、生体情報の伝達メカニズムの解明や医療への応用などを、テーマとして掲げている。生物が持っている洗練された生体機能を、工学的に活用するバイオテクノロジーの発展が、将来的に期待されている。

電気電子・情報工学科(電気電子コース、情報コース、応用物理コース)

電気工学、電子工学、通信工学、情報工学および応用物理学関連の各分野の実務上の課題に向き合える、基礎能力と専門能力をつけることができる。

  • 電気電子コース
    環境問題、エネルギー問題、資源問題など現代社会が近未来に解決すべき問題、課題に応える中核技術として、電気エネルギー、エレクトロニクス、電気・電子物性、通信情報システムに関する教育研究を実施している。その目的は、基礎学力、論理的思考能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、問題発見・解決能力を有し、人間性豊かで、創造力に富んだ人材の育成することである。
  • 情報コース
    大規模データ分析・解析、人工知能などの知識処理、音声や画像のマルチメディア処理、全世界規模のネットワーク、バーチャルリアリティー、人とコンピュータの協業を目指すインターフェースといった新しい技術が次々と誕生している。これら世界最先端のコンピュータ技術を発展させることを目指した教育と研究を行っている。
  • 応用物理コース
    物理学・数理科学と工学の境界領域で、次世代技術の創造に貢献できる人材の育成を目指した教育・研究を行う。本コースでは、基盤となる物理学と数学を、きめ細かな少人数教育により体系的に修得できる。

医学科

将来それぞれ医療・保健及び医学分野に貢献し、医学の発展や地域医療などに寄与することができる人間性豊かで倫理観に富む良き医師、想像力豊かな医学研究者育成を医学教育の基本概念としている。本学科ではテュトーリアル教育を主体とした少人数教育を取り入れて共用試験(CBT)と客観的臨床試験制度(OSCE)を受験し、5年次ではクリニカル・クラークシップ型臨床実習を実施して資質の高い医学専門教育に取り組み、患者の立場に立った医療人、地域と世界で活躍できる人材育成を目指している。

看護学科

講義・演習に主体的学習方法を導入し、臨地看護学実習を実施して看護実践能力の高い人材育成を重点にしたカリキュラムを実施している。特に臨床・地域医療に向けて看護従事者の役割は今後益々大切なものとなり、日々進歩する知識や技術を習得・発展させるとともに、地域に即した保健医療活動の中心的役割を果たすことのできる看護職の育成を目指している。

応用生命科学課程(分子生命科学コース、食品生命科学コース)

化学と生物学を基礎とする広範囲な生命科学教育を行う。本課程では1・2年生は全員が有機化学、生化学、微生物学などの基礎的な科目を学び、3年生になると「分子生命科学コース」と「食品生命科学コース」とに分かれて専門性の高い科目を体系的に学ぶ。食品・医薬品・環境・健康などの生物産業(バイオ産業)の諸分野で活躍できる人材を育成する。

  • 分子生命科学コース
    多様な生命現象を分子レベルと細胞レベルで理解し(分子を「見る」)、有用分子を設計・合成し(分子を「創る」)、微生物や動植物の機能と生体成分を医薬品、化成品、食品などの製造と環境改善・修復に活用する(分子を「使う」)ための理論と技術を教育する。
  • 食品生命科学コース
    食品のもつ生体調節機、健康増進機能、栄養機能に関する知識を学ぶ。同時に食品の製造・加工・保蔵・鮮度保持・安全性確保についての理論や技術、さらには食品の流通構造やマーケティングに関する情報や知識について習得し、食品の生産から消費に至る一連の過程を体系的に学ぶ。安全でかつ豊かな食生活を支える「食」のスペシャリストとして幅広い分野で活躍できる人材を育成する。

生産環境科学課程(応用植物科学コース、応用動物科学コース、環境生態科学コース)

生物科学を基盤として、動物・植物・微生物の機能を開発し、持続的な生物資源生産や環境管理に関わる専門教育を行う。

  • 応用植物科学コース
    応用植物科学コースでは植物科学を推進することにより、人間の社会を取り巻くさまざまな問題の解決を目指す。
  • 応用動物科学コース
    動物を基礎から科学し、家畜の生産管理と希少野生動物の保全を学ぶコースである。持続可能な動物生産と多様な動物種の保全に関わる知識と技術を身につけた人材を育てる。応用動物科学コースの教育科目群は、動物の生命科学・生産科学・保全科学の主に3つに分けられ、更にそれらに対応する実験実習から構成されている。キーワードは、動物の発生・遺伝・生理現象、生命科学、生産技術、飼育管理技術、繁殖技術、生物多様性保全である。
  • 環境生態科学コース
    さまざまな動植物の生態から水や土壌の環境科学、生産基盤を研究する。

共同獣医学科

動物の病気の診断、治療及び予防を行うことにより、牛、豚、鶏などの産業動物や犬、猫などの伴侶動物の健康を保つという重要な使命を持っている。また、動物からの人に伝播する人獣共通感染症の予防、食品衛生及び環境衛生を通じて人の健康増進にも深いかかわりをもち、広くは生命科学の研究と発展に寄与している。共同獣医学科では鳥取大学農学部と共同で、より高度な獣医学教育を行う。動物の病気の発生原因、診断及び治療に関する知識や技術の習得に加え、両大学での合宿式授業による体験学習や、動物倫理やプレゼンテーション能力を養う少人数での基礎教育をはじめ、両大学を結ぶ遠隔講義システムによる授業等、これまでにない発展的な教育が用意されている。

特徴・資格

それぞれの学部で取得することができる資格について紹介する。

  • 教育学部

取得できる教員免許状

学科・課程等 免許の種類 免許の教科・領域
学校教育教員

養成課程

小学校教諭一種免許状
中学校教諭一種免許状 国語/社会/数学/理科/音楽/美術/保健体育/技術/家庭/英語
高等学校教諭一種免許状 国語/地理歴史/公民/数学/理科/音楽/美術/家庭/保健体育/情報/工業/英語
幼稚園教諭一種免許状
特別支援学校教諭一種免許状 聴覚障害/知的障害/肢体不自由/病弱

学部・大学院|岐阜大学HPより引用

その他取得できる資格

全課程:社会教育士、日本体育協会公認・スポーツ指導者資格、学芸員

心理学コース:認定心理士、公認心理士

  • 地域科学部
    社会調査士、社会福祉主事任用資格
  • 医学部医学科
    医師免許受験資格
  • 看護学科
    看護師免許受験資格、保健師免許受験資格、助産師免許受験資格
  • 工学部

取得できる教員免許状

学科・課程等 免許の種類 免許の教科・領域
社会基盤工学科

機械工学科

化学・生命工学科

電気電子・情報工学科

(電気電子コース,情報コース)

高等学校教諭一種免許状  工 業
電気電子・情報工学科

(応用物理コース)

高等学校教諭一種免許状  数 学

学部・大学院|岐阜大学HPより引用

学科により以下の資格も取得できる。

技術士・技術士補、発砲技士、土木施工管理技士(1級・2級)、造園施工管理技士(1級・2級)、測量士・測量士補、コンクリート技士・コンクリート主任技師・コンクリート診断士、地質調査技士、航空工場検査員、二級自動車シャシ整備士、二級ガソリン、ジーゼル・二輪自動車整備士、三級自動車整備士、特殊整備士、浄化槽設備士、ボイラー・タービン主任技術士、建設機械施工技士(1級・2級)、管工事施工管理技士(1級・2級)、建設施工管理技士(1級・2級)、電気工事施工管理技士(1級・2級)、建築設備検査員、危険物取扱者(甲種)、毒物劇物取扱責任者、電気主任技術者、電気工事士、建築設備士、昇降機検査員、消防設備士(甲種)、消防設備点検資格者、廃棄物処理施設技術管理者

名物行事や教授・講義など

岐阜大学の学園祭や授業について紹介する。

⑴岐阜大学祭

その名の通り、岐阜大学の学園祭である。毎年10月下旬から11月上旬に行われ、2020年で72回目を迎える。学内向けのイベントとしてスポーツ大会が行われる。

その他にもビンゴ大会、お笑い企画、サークル等による屋内企画、模擬店企画、ステージ企画、フリーマーケット企画、職業体験をしながらこどもの国をつくる小学生向けの企画であるマーブル企画などさまざまなイベントが行われる。

⑵植物生態学

応用生物科学部生産環境科学課程環境生態科学コースの授業である。

陸上生態系の一次生産者である植物の生態の知識を高め、それらが織りなす生態系を理解することは、人類の生存に欠くことのできない農業生産の持続性や、人類が抱える地球環境問題の糸口となる。植物の特性を深く理解するためには動物との違い、また、生態系を理解するには時間スケールと空間スケール、加えて人為にも着目する必要性について学ぶ。

⑶地域経済論

地域科学部の授業である。地域の経済の構造と変遷について学べる。日本だけでなくアメリカの経済構造なども学ぶ。

入試情報

入試種別

岐阜大学の入試種別には以下のものがある。

  • 一般入試(前期日程、後期日程)
  • 特別入試(推薦入学Ⅰ入試、推薦入学Ⅱ入試、社会人入試、帰国生入試)

受験日程/科目/難易度/平均点

2020年度の一般入試の受験日程・受験科目を紹介する。

⑴受験日程

  • 前期日程
    出願期間:2020年1月27日~2月5日
    試験日:2020年2月25日、26日
    合格者発表:2020年3月6日12時
  • 後期日程
    出願期間:2020年1月27日~2月5日
    試験日:2020年3月12日、13日
    合格者発表:2020年3月21日10時

⑵受験科目

  • 教育学部国語教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語から2教科選択

    後期 国語総合

  • 教育学部社会科教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:国語総合、数学、英語から2教科選択
  • 教育学部数学教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(数学必須、残り2教科から1教科選択)

    後期 数学

  • 教育学部理科教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(数学必須、残り2教科から1教科選択)

    後期 物理・化学・生物から1教科

  • 教育学部音楽教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語

    個別学力検査等:前期 実技検査、国語総合、数学、英語(実技必須、残り3教科から1教科選択)

  • 教育学部美術教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 実技検査、国語総合、数学、英語(実技必須、残り3教科から1教科選択)
  • 教育学部保健体育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 実技検査、国語総合、数学、英語(実技必須、残り3教科から1教科選択)

    後期 実技検査(運動能力に関する検査)

  • 教育学部技術教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(数学必須、残り2教科から1教科選択)

    後期 数学、物理・化学・生物から1(2教科の内1教科を選択)

  • 教育学部家政教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(3教科から2教科選択)

    後期 国語総合、数学、物理・化学・生物から1、英語(4教科から1教科選択)

  • 教育学部英語教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(3教科から2教科選択)

    後期 英語

  • 教育学部学校教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(3教科から2教科選択)

    後期 国語総合、数学、英語(3教科から1教科選択)

  • 教育学部特別支援教育
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(3教科から2教科選択)

    後期 国語総合、数学、英語(3教科から1教科選択)

  • 地域科学部
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 小論文、数学、英語(小論文必須、残り2教科から1教科選択)

    後期 小論文

  • 医学部医学科
    センター試験:国語、地歴公民から1教科、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物から2教科、英語
    個別学力検査:数学、外国語、物理・化学・生物から2教科、面接
  • 医学部看護学科
    センター試験:国語、「地歴公民から2及び理科から1」または「地歴公民から1及び理科から2」、数学1・A、その他数学から1、外国語
    個別学力検査等:前期 国語総合、数学、英語(英語必須、残り2教科から1教科選択)

    後期 小論文、面接

  • 工学部社会基盤工学科
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物から2、外国語
    個別学力検査:数学、物理、英語
  • 工学部機械工学科
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物から2、外国語
    個別学力検査:数学、物理、英語
  • 工学部化学・生命工学科
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物から2、外国語
    個別学力検査:数学、化学、英語
  • 工学部電気電子・情報工学科
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物から2、外国語
    個別学力検査:数学、物理、英語
  • 応用生物科学部応用生命科学課程
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物・地学から2、外国語
    個別学力検査:前期 数学、理科から1

    後期 理科から1

  • 応用生物科学部生産環境科学課程
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物・地学から2、外国語
    個別学力検査:前期 数学、理科から1

    後期 理科から1

  • 応用生物科学部共同獣医学科
    センター試験:国語、地歴公民から1、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理・化学・生物・地学から2、外国語
    個別学力検査:前期 英語、理科から1

学費・奨学金

岐阜大学の学費・奨学金について紹介する。

⑴学費

授業料:535,800円/年(半期払い)

入学料:282,000円

検定料:17,000円

⑵奨学金

奨学金には主に日本学生支援機構奨学金、地方公共団体及び民間育英団体等の奨学金、岐阜大学独自の奨学金がある。それぞれについて紹介する。

  • 日本学生支援機構奨学金

経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう貸与または給付する制度である。奨学金の種類には以下のものがある。

奨学金の種類 利子 利率 貸与月額 貸与機関
第一種奨学金 無利子 自宅:3万円・4万5千円から選択

自宅外:3万円・5万1千円から選択

標準修業年限
第二種奨学金 有利子 ①利率固定方式

②利率見直し方式

のうちから選択

*在学中無利子

3万円・5万円・8万円・10万円・12万円から選択 標準修業年限
入学時特別増額貸与奨学金 有利子 基本月額の利率に0.2%上乗せした利率(在学中無利子) 10万円・20万円・30万円・40万円・50万円から選択(入学時のみ) 初回振込時一括

④自己作成・転載OK

  • 地方公共団体及び民間育英団体等の奨学金
    日本学生支援機構以外にも地方公共団体及び民間育英団体等による奨学金制度がある。これらの奨学生募集は大学を通して募集するものと、市区町村等で直接募集するものがある。希望者は学生支援課に申し出る必要がある。詳細は学務情報システムまたは各学部等の掲示板でお知らせされる。
  • 岐阜大学独自の奨学金
    岐阜大学独自の奨学金制度には以下のものがある。

    • 岐阜大学短期海外研修奨学金対象学部:全学部適用学年:在学生(外国人留学生を除く)

      採用人数:40名

      金額:一人当たり上限10万円(給付)

    • 岐阜大学応援奨学生対象学部:全学部適用学年:制限なし

      採用人数:25名以内

      金額:月額3万円を1年間(大学院博士課程は月額5万円)(給付)

    • 岐阜大学短期留学(派遣)奨学生対象学部:全学部適用学年:在学生(外国人留学生を除く)

      採用人数:5名

      金額:月額4万円または5万円(派遣先地域による)(給付)

    • バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業対象学部:全学部適用学年:4年次(大学院進学予定者)、大学院生(外国人留学生を除く)

      採用人数:年間2~5名

      金額:滞在費月額8~12万円(地域による)、授業料・登録料および渡航費の実学(上限30万円)(給付)

    • 岐阜大学創立70周年記念アピ奨学金助成事業対象学部:工学部、応用生物科学部適用学年:2年次

      採用人数:4名(各学部2名)

      金額:年額40万円(3年間・給付)

学生寮

岐阜大学には学生寮(黒野寮)がある。黒野寮について紹介する。

黒野寮は岐阜大学唯一の学生寮として大学の統合移転に伴い1981年10月に開寮した。寮の建物は大学構内の一角にあり、管理棟も含め5棟に分かれている。

このうち3棟が男子寮、1棟が女子寮となっている。建物の形は、管理棟を中心に左右に翼を広げたようになっており、管理棟と各棟が渡り廊下で結ばれている。

寮の居室は全て個室になっており、適度にプライバシーが保たれる。その反面、寮生個人が自分の殻に閉じこもってしまうことも考えられるので、集団(寮)生活のメリットとして数室の居室ごとにリビングルームを設けることにより、寮という日常生活を営む場における団体生活を通じて社会性を身に付け、学生相互の人間的交流による人格形成を行うという面が薄れないように配慮されている。

1部屋の共有リビングを5つの居室が囲むように設計したいわゆるクラスター方式が採用されている。

対象:学部正規生

規準:以下のいずれかに該当する。

  • 大学の半径80km以上の地域に在住すること
  • 通学に片道2時間以上を要すること
  • 通学定期の額が2万円を超えること
  • 身体障害のため通学に支障があること
  • その他特別な事情があること

経費:寄宿料 4300円

共益費 500円

光熱水料 5000円

合計(毎月) 9800円

進路実績

進学・就職実績

2019年度卒業生の進学・就職実績を紹介する。

  • 教育学部
進学 企業等 教員 公務員 その他
学校教育教員養成課程 40 54 115 15 6 230
特別支援学校教員養成課程 15 2 17

⑤自己作成・転載OK

  • 地域科学部
進学 企業等 教員 公務員 その他
地域政策学科 1 35 15 2 53
地域文化学科 3 45 21 3 72

⑥自己作成・転載OK

  • 医学部医学科
    臨床研修医107名、その他1名、計108名
  • 医学部看護学科
    進学1名、医療業・保健衛生69名、教員3名、計73名
  • 工学部
進学 企業等 教員 公務員 その他
社会基盤工学科 29 29 17 3 78
機械工学科 96 37 3 5 141
化学・生命工学科 98 43 7 3 151
電気電子・情報工学科 108 51 4 5 4 172

⑦自己作成・転載OK

  • 応用生物化学科
進学 企業等 教員 公務員 その他
応用生命科学課程 51 30 1 2 84
生産環境科学課程 32 27 1 17 3 80
共同獣医学科 24 10 1 35

⑧自己作成・転載OK

大学院・研究機関の概要

大学院の研究科・専攻や研究機関を紹介する。

⑴大学院

  • 教育学研究科(教育実践開発専攻、心理発達支援専攻、総合教科専攻)
  • 地域科学研究科(地域政策専攻、地域文化専攻)
  • 医学系研究科(医学専攻、再生医科学専攻、看護学専攻)
  • 自然科学技術研究科(生命科学・化学専攻、生物生産環境科学専攻、環境社会基盤工学専攻、物質・ものづくり工学専攻、知能理工学専攻、エネルギー工学専攻)
  • 工学研究科(生産開発システム工学専攻、物質工学専攻、電子情報システム工学専攻、環境エネルギーシステム専攻)
  • 連合農学研究科(生物生産科学専攻、生物環境科学専攻、生物資源科学専攻)
  • 共同獣医学研究科(獣医学専攻)
  • 連合創薬医療情報研究科(創薬科学専攻、医療情報学専攻)

⑵研究機関

  • 生命の鎖統合研究センター
  • 地域創成エネルギーシステム研究センター
  • 地域連携スマート金型技術研究センター
  • Guコンポジット研究センター
  • 流域圏科学研究センター
  • 生命科学総合研究支援センター
  • 総合情報メディアセンター
  • 日本語・日本文化教育センター

大学の雰囲気/メリット/体験談

大学の雰囲気は真面目な人が多く、自然が多い。キャンパス内には川も流れており、カモがよく泳いでいる。夏は草が生い茂り、冬は雪が降り積もる。大学の裏手には農場があり、動物と触れ合うこともできる。

キャンパス内にはバス停が2つあるため大学の入口に近い学部も遠い学部もあまり不自由なく通学することができる。

大学の1年次の一般教養科目はさまざまな学部と一緒に授業を受けることができ、人脈を築くことができる。またキャンパス内には図書館や学生会館など勉強できるスペースが十分用意されている。

岐阜大学の強みは生命科学分野、環境科学分野、ものづくり分野である。生命科学分野では糖鎖科学・医獣薬連携による次世代生命科学を推進している。環境科学分野では流域圏保全学、次世代エネルギーを重点テーマとしている。ものづくり分野では軽量高強度材料、金型、3Dプリンター等の次世代生産システムを重点テーマと位置付けている。

2020年4月から国立大学法人岐阜大学と国立大学法人名古屋大学を統合し、国立大学法人東海国立大学機構となった。これにより財源を研究・教育に重点配分することを目指している。

そして、名古屋大学と岐阜大学が強みをもつ4分野(糖鎖、航空宇宙、医療情報、農学)に力を入れている。具体的には、農学教育研究拠点というのがある。

岐阜大学と名古屋大学が農学の分野で協力することで、農学系学部で全国第3位の規模となっている。また、農学の多様な分野の全体をカバーできるようになった。

就職でも、特に地元企業では強い。また、就職に困ったら就職支援室があるためそこで相談することができる。

参考文献

岐阜大学|Rakuten みんなのキャンパス
岐阜大学の評判|大学スクールナビ
岐阜大学出身の有名人|有名人の出身大学ランキング
企画紹介|第72回岐阜大学祭
(以上、2020/6/29 閲覧)

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