センター試験終了!高1・高2生が今すべきこと

大学受験

いよいよ、大学受験生の方にとっては大学入試センター試験まであと1か月ちょっと、という何とも落ち着かない時期になりました。

今回の大学入試センター試験を最後に、来年からはこれまでのセンター試験を一旦廃止して、新しく時代に合った記述やコミュニケーション能力、論理展開に重きを置いた試験が実施されるようになる、ということは数年前からささやかれていましたが、予想していた通り、文科省が紙面上で予定したようには実施する環境が整わずに、今現在とても迷走している様子が伺えますね。

まあ実施側はともかくとして、受験生にとっては全く準備の見通しがたたなくて不安ですし迷惑な話ではあります。

かつて共通一次試験からセンター試験へと、とてもスムーズに事が運んでいたように思われる1994年の時のように、受験生が動揺しないように上手くやってもらいたいものだ、と思うのですが…誰しもが想像できるうような、いきなりすべてを大々的に変更するとなると問題作成はどうするのか、その人員は確保できるのか、採点はどうするのか、その人員は確保できるのか、など、先に解決策をある程度準備しておいて、実施が現実的になったところで廃止を発表するのが当たり前のように思うのは私だけでしょうか。

私は大学入試センター試験が採用されて初年度の受験生でした。

したがって、当初から大学進学を前提に選んだ私立の進学校では、入学当初から共通一次対策と大学別の個別試験対策(国立の場合は二次試験)を行い、はじめてセンター試験に臨んだのですが、結果から言えば何も変更に起因する戸惑いも問題も起こらず、うまくいったと言えます。

新試験導入延期、などとも騒がれているので、もしかしたら現行の試験がもう数年残ることにもなるかもしれませんが、今のところは今回が最後、と、少なくとも現高校生は案内されているようです。

今の高校三年生はぎりぎり変更がない訳ですが、今年の受験生を教えていると去年までと大きく違うことが一つあります。

それは、だれも浪人を考えていない、ということです。

来年から大学入試制度や試験内容がどうなるか迷走している中、浪人しても何を勉強したらよいのかわからないのですから、とにかく今シーズン中にどこか入学するところを決めてしまいたい、と思うのは当然でしょう。

現在の高校一年生はまだ少し様子を伺う期間があるとしても、一番かわいそうなのは現在の高校二年生ですね。

現行のセンター試験や制度が持ち越しになるのか、廃止になるのかまだ明確に示されていないのですから、今のところは様子を見るしかありませんから、はっきりとした予定や学習計画が立てられません。

さてこんな状況下で少なからず頭を悩ませているあらゆる学年の高校生たちに私から言ってあげられることは、

確実に訳に立つであろう部分を今のうちの補強しておいたほうが良いでしょう。

ということです。

では、確実に役に立つであろう部分は何か、というと、

国立は置いておいて、私立大学ではさまよっている学生の中でより優秀で将来性のある生徒を確保したい、という思いから、今もすでに浸透しつつある英語外部試験利用型入試という形式を取り入れる大学や学部が激増されると予想されます。

この、英語外部試験利用型入試には大きく2種類あって、一つ目は出願の際に例えば英検でスコア1560点以上持っていないとそもそも出願が出来ない、といった、出願条件として設定しているものです。

もう一つは、通常の個別試験と同じように2教科とか3教科を受験しますが、その際に英語の点数に所持している英語資格を得点補助として所持している点数に応じて加点する、というものです。

現在でもこの方式を取り入れている大学はかなり増えてきていますが、来年以降は制度の不安定さを受けてほとんどの大学でこの制度を採り入れるものと予想されるのです。

したがって、入学してからも、そして卒業して就職してからも、一生役に立つであろう英語資格試験については、出来るだけ多くの種類に対して、出来るだけ高得点を所持しておくに越したことはありませんから、準備できるところから準備しておこうと思うのであれば、100%無駄にならないと断言できるこの英語資格試験部分をぜひともブラッシュアップしておいてもらうことをお勧めしたいと思うのです。

逆に言えば、来年以降の受験生にとって差し当たって出来ることはそれぐらいしか見当たらない、ともいえると思います。

いずれにせよ、かようの何とも受験生にとって悩ましい状況がしばらく続くと思われますから、どうかモチベーションを失わないように粛々と準備していってもらいたいと思います。

状況にまどわされず、どんな状況でも適切な対処をして柔軟かつ果敢に節目節目を乗り越えていく人材、結局そんな人を時代が必要としている、ということなのかもしれませんね。

塾、学校、そしてご家庭が力を合わせて、いっそう頑張っていければな、とつくづく思う今日この頃です。

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