「結局どうなるんだ」大学入試制度改革を振り返る

大学受験

昨年は、来年以降の大学入試制度改革の発表に来年以降の受験生が振り回された一年でしたね。

そもそも何年か前には、2021年以降の入試ではセンター試験の出題形式自体をがらっと変えて記述メインにし、英語で数学や科学分野の問題を出題したり、国語は論文形式にしたりすることを検討している、と言っていたように思うのですが、少しずつ言っていることが変わって行き、英語については外部検定試験を利用して、国語や数学については記述メインの出題にする、というようにいつの間にか変わり…

さらにそこから、英語外部検定試験について実施団体との折り合いがつかず導入が延期になり、その他の科目の記述メインの出題については採点業者との折り合いがつかず導入が中止になり。

今年の受験生は現役も浪人も含めて、来年度以降の見えない状況を危惧して、今年度中にどこかしら決めてしまおう、と現在追い込みで必死です。

来年以降の受験生は、制度が正式に決定されるまで無駄に受験勉強しても仕方がない、と手を一時的に止めていた人もおられたことでしょう。

かたや延期、かたや中止で、結局のところどうなったのか。

それが来年以降の受験生が最も知りたいところですよね。

また、早めにはっきりと内容を決定してもらえれば、今年の受験生も安心して浪人を決めることができます(変な言い方ですが…日々の学習計画の見通しが立つ、という意味です)。

文科省からはっきりと『センター試験を来年度もこれまでと同じ形式で行います。』とは発表されていませんが、今の状況から判断するとそういうことだと思います。

再来年以降については引き続き、来年も議論が飛び交う可能性が大ですが、少なくとも来年度の入試については国公立ならびに私立のセンター利用形式で受験する予定の受験生に関しては、現行のセンター試験対策を行っておいて良いと思います。

年明け早々、早めに準備を開始したい方も多くいらっしゃると思いますから、情報に右往左往させられることがないように、このような時こそマイペースに準備を進めていくべきだと思います。

結局、問題を作成するのも、採点するのも、記述メインとなると、またこれまでと大きく出題のしかたを変えるとなると手間暇がかかりますし、当然混乱も起こることでしょう。

時代のニーズに合わせて変更していくのは必要だし良いことだと思いますが、一気に大々的にやるのではなくて、マイナーチェンジをしながら少しずつ時間をかけて形を変えていくのがベターなのではないでしょうか。

その方が準備する方も戸惑いませんし、出題採点側にも無理がありません。

今年、大学受験に関係する少なくない方々がもやもやしたであろうこの出来事について、ぼやきではありませんが年末に、ちょっと思い返してみました。

今年の受験生も、来年以降の受験生も、別の意味でそれぞれ大変ですが、時がたつのは早いです。

それぞれに出来ることを最大限にこなせるよう、ぜひ日々の学習を頑張ってくださいね。

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