受験生の秋以降が勝負!英語長文読解の追い込み

英語

秋の足音が感じられる日も増えてくる9月後半ですが、大学受験を控えた高校三年生はそろそろ焦りを感じ始めている頃ではないでしょうか。

この時期以降、追い込みでやらなくてはならない教科はたくさんあると思いますが、その中でも文系・理系問わず誰にとっても間違いなく必要となって来るのが英語ですね。

そして、その英語の中でも、語彙問題・文法問題・英作文・会話文・長文読解と大きくは分かれていますが、中でも長文読解は配点も大きく、どこの大学でもある程度の長さと難しさのものを課すことで英語の実力を試そうとして来ます。

要するに、長文読解問題は英語のハイライトと言えるでしょう。

長文読解問題には大きく分けて語彙問題・文法問題・和訳問題・内容把握問題があります。つまり、一言で言えば長文読解問題では英語の総合力が問われる、ということになります。

前置きがとても長くなってしまいましたが、これまで語彙・文法・英作・和訳・読解と、バラバラにそれぞれの項目に対する対策をある程度やって来ている、という前提で、今日は長文読解の追い込みで何をやれば良いかをお話したいと思います。

速読力を身につける

どこの大学でも長文読解問題の大問ひとつに充てられる時間はおよそ20分です。
この20分という時間は、はっきり言ってとても短いです。

どんなに英語力の高い人でも、この時間内に本文を読んである程度の数の設問に解答することは決して容易ではありません。

しかし、他をどんなに短時間で済ませたとしても、大問ひとつにこれ以上の時間はかけられないのが現状なので、時間内に全てを解答するためには本文を出来るだけ速いスピードで読み上げ、内容を把握した上で設問に移り、やはりこの設問自体もスピード重視でテキパキと処理して行かねばなりません。

ではこの速読スキルを身につけるにはどうしたら良いでしょうか?速読を身につけるために必要な事を以下に書き出してみます。

  • ある程度の長さの英語長文を沢山読む(長文読解の問題集で、なるべく掲載数の多いものでOK)
  • 知らない単語ばかりにならないよう、しっかり語彙力をつけておく(8000語が目安)
  • 解答するのに必要な部分だけを丁寧に読み、不要な部分は読み飛ばす(取捨選択)
  • 言っている事を図式化してしまう(余白に書いておく)
  • 知らない単語に捕らわれない(知らないものは考えても判らない!)
  • 指を指しながら読んで行く(何度も読み返す無駄を防ぐため)
  • 解答に関係ありそうな箇所に印をつける(あちこち探す時間を節約するため)

要するに、英文を読み物として楽しむのではなくて問題に解答するための情報収集に徹するのだ、という意識を持って機械的に処理して行くようにイメージしながらやってみて下さい。

指差しする理由は、たまに今読んでいる場所を見失って、どこを読んでいたっけ、と探す事になってしまうことがあると思いますが、そうすると時間のロスになってしまうので、それを防ぐためです。

過去問の数をこなし、慣れる

本文を速読出来るようにするために、上記で挙げた事に留意しながら読む癖をつけると共に沢山過去問をやり込んで数をこなし、テンポよく解いて行く事を身体で覚えましょう。

また、過去問を沢山やり込む事は出題形式に慣れるメリットもあります。
出題傾向はもちろん、各大学ごとに多少の違いがありますが、あくまで長文読解問題ですから出題形式のバリエーションにも限りがあります。

取り扱う長文が異なるだけで、およそ出題形式のパターンには限りがあって、どこも似たり寄ったり、というのが実際のところですから、大学にこだわらず沢山やるに越したことはありません。

中には慶応SFCのように、かなり特殊な出題形式の大学もありますが、それでも一般的な出題形式のものでまずは点を取れなければ増して、特殊な出題形式の大学で点を取るのは無理に近いのですから一般的な出題形式に慣れておいて損はありません。

先に問題に目を通してから本文に

これは現代文の読解問題にも相通ずることなのですが、手っ取り早く情報収集するに当たり、先に何を聞かれるのかを把握していなければ必要な情報に出会っても見過ごしてしまい、問題を全部読んでから再度それに関連する部分を探しに戻らなくてはなりませんね。

それでは時間の無駄ですから、効率よく解答するためには先に何を聞かれるのかを知った状態で本文を読み必要がある訳です。

またそうしておけば本文を隅から隅まで読まなくとも必要な情報が全て見つかってしまうことも多々あり、運良く全てに目を通す前に解答が埋められれば速やかに次の大問に移行出来ますので、是非忘れずに先に問題に目を通す癖をつけて下さい。

ただし、内容に関する正誤問題などは全体に渡っていますので、全体を把握していなければ正しく解答出来ませんし、引っかけとなるトリッキーな言い回しを交えて来ますから、似たような単語で全く意味が違ってしまうようなイディオム等は、その違いをあらかじめよく頭に入れておく必要があります。

いずれにしても、基本的には全体を素早く正確に読み渡すつもりで頭から集中して読み進めて行きましょう。

まとめ

さあ、駆け足で英語長文読解の追い込みの際に留意することを書いてみましたが、皆さんは既に行っていましたでしょうか?

繰り返しになりますが、本当に力をつけたければこれらの事に気をつけた上で出来るだけ沢山の問題にあたることが重要ですから、面倒くさがらずに、志望校以外の問題にも幅広く沢山挑戦してみて下さい。

こなす数の目安としては、一日に長文読解問題を2~3題こなすことをお勧めします。

だって本番では、一校で下手したら長文読解問題が3題一度に出てくるのですから、大問一題分でへこたれていたら、とてもじゃないけど本番での集中力が持ちません。

数をこなせば誰だって、必ず要領を得てくるものですからとにかく頑張って下さい!

皆さんの成功をお祈りしています。

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