目指せ9割!センター試験の英語筆記の対策

英語

本日はセンター2日目!

いよいよ、センター試験が始まりましたね。

秋口以降、塾や予備校で本番を見据えた対策をしてきたことかと思います。そこで今日は、そういった一回一回の過去問チャレンジを無駄にせず着実に本番につなげて行けるよう、英語の筆記に特化して対策方法をお伝えして行きたいと思います。

まずは形式と出題内容を把握する

対策をたてるにあたって、まずは形式と出題内容を把握しましょう。

ここ数年、センター英語の出題内容は以下の通りです。

  1. 〈発音・アクセント問題〉
  2. 〈文法語い語法・語句整序問題・応答文完成〉
  3. 〈会話文完成・不要文指摘・発言要約〉
  4. 〈データ読みとり(図表・広告)問題〉
  5. 〈陳述読解(メール)問題〉
  6. 〈長文読解(説明・評論文)問題

そして形式ですが、

  • 試験時間 80分
  • 大問数 6題
  • 解答数 55(200点満点)
  • 全体の平均点は116~119点
  • 難易度 標準

となっています。

実際の過去問をやってみる

形式と出題内容を把握したら、まずは実際の過去問を一年分、実際の試験と同じ制限時間80分を計ってやってみましょう。その際に、どの問題にどれだけ時間を割くことが出来るのか、あるいはどれだけの時間しか割けないのかを把握し、各問題の横に書き留めておきましょう。終了したら自己採点し、点数を出します。

そして、自分があまり得点出来なかった問題の種類を覚えておき、それに特化した対策を立てる必要があります。

問題の種類ごとの対策については後述します。

得点の目安と自分の得点を照らし合わせ、得意分野と苦手分野を割り出す

では実際に、採点した後に自身の得意分野と苦手分野を割り出す必要があるのですが、得点の目安をお伝えすると、

  • 国公立           90% (200×0.9=180点)
  • 私立上位校(センター方式) 85% (200×0.85=170点)
  • 私立中堅校(センター方式) 70% (200×0.7=140点) 

このぐらいです。

もちろん、これを上回れば上回るほど望ましいですから、上記は必要最低ラインと考えて頂くのが良いと思います。

根拠としては、他の教科の得意不得意によっても必要点数が前後することはあるにしても、これぐらい得点しておけば他の合格圏にいる受験生と大差がつかないであろう、と思われる点数だと言うことです。大差がつかなければ大負けすることはないので、合格圏を大きく下回る教科が他になければ、合格する可能性が非常に高い得点帯にいると考えることが出来るのです。

したがって、全体として上記の得点を確保するように努めるのですが、それには各問題でばらつきが出ないよう、どの問題も上記の得点が確保できるようにする必要がありますから、自己採点してみて、上記の得点より著しく低い問題番号が把握出来たら、それに特化した対策をたて、まずはどの問題も同じような点数を取れるようにしてから、全体を底上げして行くのが望ましいでしょう。

問題の種類ごとの対策

では問題の種類ごとの対策ですが、上記で述べた、

  1. 〈発音・アクセント問題〉
  2. 〈文法語い語法・語句整序問題・応答文完成〉
  3. 〈会話文完成・不要文指摘・発言要約〉
  4. 〈データ読みとり(図表・広告)問題〉
  5. 〈陳述読解(メール)問題〉
  6. 〈長文読解(説明・評論文)問題〉

に対して、どの問題は自分は苦手かを把握できた状態だと仮定して、それぞれについてお話しします。

発音・アクセント問題が苦手な場合

この場合は、とにかく覚えるしかありませんのでノート式になっている単語帳を購入し、過去問で出題された単語を書き出し、その意味と品詞、発音記号を辞書から書き写して覚えるしかありません。

単語集に掲載されているすべての単語にたいしてこれを行うのは数量的に無理がありますので、出来ればセンター過去問25年の赤本を入手し、過去に発音・アクセント問題で出題されたすべての単語を一気に書き出し、覚えてしまうしかないと思います。

文法語い語法・語句整序問題・応答文完成が苦手な場合 

文法語い語法問題については、知識が物を言う種類の問題になりますので、発音・アクセント問題と同様に、とにかく覚えるしかありません。これは他の試験対策にも適用できますから、やはり手持ちの単語集や熟語集、構文集を各一冊やり込んで、掲載されているものは全て頭に叩き込んでしまいましょう。

語句整序問題については、経験が物を言う種類の問題になりますので、こちらはひたすら類題を解き、自分なりのコツをつかむと同時に、作業時間を減らす工夫をして行きましょう。ここの問題にかけられる時間はせいぜい一問あたり2分ぐらいになります。

そのコツのうちの大部分を占めるのは5文型で、並べ替えを行う際に挙げられている単語の意味をひとつひとつ考えるのではなく、挙げられている単語の品詞をざっと見渡して、5文型の順序に従ってサクサク並べ替えられるように特訓する、というのが鉄則です。

会話文完成・不要文指摘・発言要約が苦手な場合

こちらの問題はいずれもセンター試験独特の問題で、出てくる単語自体はさほど難しくないのですが問題に慣れる事で得点出来るようになりますから、発音・アクセント問題と同様に、出来ればセンター過去問25年の赤本を入手し、会話文完成・不要文指摘・発言要約の問題だけをひたすらやり込んで慣れて行くようにしましょう。

時間の目安としては会話文完成が問題全体で5分程度、不要文指摘が4分程度、発言要約が6分程度としておきましょう。

データ読みとり(図表・広告)問題が苦手な場合

こちらの問題は他の大学に二次試験などでも似たような出題をする学校がありますから、こちらの問題を得点出来るようにしておくとセンターだけでなく、二次対策にもなりますので是非やっておきたいところです。

こちらの問題の場合は内容を大まかに把握してから解答しないと、似たような解答に惑わされて誤った解答を選んでしまう危険性がある問題ですので、引っかからないようになるべく正確に問題文を把握する必要性があるので、語い力を強化すると同時に、ある程度の長さの長文問題を多読し、その中に含まれている情報(数値や国名等)を解答する時の為に書き出す癖をつけておきましょう。

書き出すために必要な事は、先に問題文を読んでおき、これからどの部分に対して訊かれるのかを把握しておくことで、キーワードを見落とさず無駄なく読み進めて行く事が出来ますから、先に問題文を読むことを鉄則とした上でやり込んで下さい。

陳述読解(メール)問題が苦手な場合

こちらは、比較的日常生活にまつわる口語的な表現で記載された手紙やメールが本文として出題されていますから、単語自体はさほど難しくありませんので内容把握は出来ると思います。しかし手紙やメール本文には登場人物の個人の考えに相当するものが述べられていますので解釈を間違えると、まんまと誘導に引っかかってしまいがちな問題です。

原則として、

  • 記載されている事だけが解答になるので、それらしくても記載がない場合は選ばない
  • 考え等の場合、極端な表現(絶対、すべて、必ずetc.)を伴うものは違う事が多い

この考えをもとに、登場人物の話術に惑わされずにとにかく記載がある事(表現が多少別の言い回しに言い換えられている場合も多いですが)だけが答えになるので、その部分を探し出して解答と照らし合わせて正解を選ぶようにして下さい。そして、この問題にかける時間は10分以内だと思っておきましょう。

ですから、時間をなるべく短く済ますために、やはり過去問をせめて10年分はやって、慣れておく必要があると思います。

長文読解(説明・評論文)問題が苦手な場合

こちらはセンター試験のハイライトとも言える、最も手間がかかる問題です。とはいっても、一般的な二次試験に出題される長文読解問題と比較すればさして難解な訳でもなく、また非常に長い文章である訳でもないので、慣れればさほど苦労はしないと思います。

ただしこの問題も本文自体はさして難解ではないですが、センター特有のトリッキーな問題が多いですから、陳述読解問題同様、

  • 記載されている事だけが解答になるので、それらしくても記載がない場合は選ばない

という事を念頭におきながら、とにかく自分の考えや意見は入れずに本文に書いてある事を探し出して照らし合わせるようにして下さい。

この問題もデータ読み取り問題同様、先に問題文を読んでおき、これからどの部分に対して訊かれるのかを把握しておくことで、キーワードを見落とさず無駄なく読み進めて行く事が出来ますから、先に問題文を読むことを鉄則とした上でやり込んで下さい。

そして、この問題にかける時間は目安15分程度だと思っておきましょう。

まとめ

以上、センター試験の英語筆記対策の方法について述べて来ましたが、これからやる事を具体的にイメージして頂くことが出来たでしょうか?

残り1年はあっという間に過ぎてしまいます。(この記事を読んでいる高校2年生もあっという間に3年生になり夏が過ぎ入試本番がやってきます)

他の教科の学習時間も確保しなければいけない中で、また二次対策により時間も労力も取られる中で、あまり難解でないセンター試験対策は軽視されがちです。

しかし、難解でないからこそきちんと対処しておけば本番で9割近くを得点する事も無理なことではなく、それによって二次試験を楽にする事が出来ますから、是非一日一年分の過去問をやってやるぞ、ぐらいの勢いで頑張っていただけたらな、と思います。

どうしても時間がない場合には苦手な種類の問題だけでも良いので、毎日コツコツと積み重ねて下さい。

全ての受験生の皆さんの成功をお祈りしています。

この記事を書いた人