目指せ9割!センター試験のリスニング対策

英語

本日はセンター当日!

センター試験に向けて、少し焦っている人もいるのではないでしょうか。

9月以降は学校でも塾でも、本番に向けて過去問に取り組むようカリキュラムが組まれているところも多いことでしょう。

そこで今回は、そういった一回一回の過去問チャレンジを無駄にせず着実に本番につなげて行けるよう、英語のリスニングに特化して対策方法をお伝えして行きたいと思います。

まずは形式と出題内容を把握する

対策をたてるにあたって、まずは形式と出題内容を把握しましょう。

ここ数年、センター英語の出題内容は以下の通りです。

  1. 短会話・Q&A選択 (配点12点)
  2. 短会話・応答文選択 (配点14点)
  3. A 会話文・Q&A選択 B 会話文・表完成 (配点12点)
  4. A モノローグ・Q&A選択(単問形式) B モノローグ・Q&A選択(組問形式) (配点12点)

そして形式ですが、

  • 試験時間 30分
  • 大問数 4題
  • 解答数 25(50点満点)
  • 全体の平均点は34~36点
  • 難易度 標準
  • 読み上げられる英文の総語数 約1120語
  • 読み上げられる速さ 約140語/ 分

となっています。

実際の過去問をやってみる

形式と出題内容を把握したら、まずは実際の過去問を一年分、実際の試験と同じ制限時間30分を計ってやってみましょう。その際に、どの問題にどれだけ時間を割くことが出来るのか、あるいはどれだけの時間しか割けないのかを把握し、各問題の横に書き留めておきましょう。終了したら自己採点し、点数を出します。

そして、自分があまり得点出来なかった問題の種類を覚えておき、それに特化した対策を立てる必要があります。問題の種類ごとの対策については後述します。

得点の目安と自分の得点を照らし合わせ、得意分野と苦手分野を割り出す

では実際に、採点した後に自身の得意分野と苦手分野を割り出す必要があるのですが、得点の目安をお伝えすると、

  • 国公立           90% (50×0.9=45点)
  • 私立上位校(センター方式) 85% (50×0.85=42.5点)
  • 私立中堅校(センター方式) 70% (50×0.7=35点)

このぐらいです。

もちろん、これを上回れば上回るほど望ましいですから、上記は必要最低ラインと考えて頂くのが良いと思います。

根拠としては、他の教科の得意不得意によっても必要点数が前後することはあるにしても、これぐらい得点しておけば他の合格圏にいる受験生と大差がつかないであろう、と思われる点数だと言うことです。大差がつかなければ大負けすることはないので、合格圏を大きく下回る教科が他になければ、合格する可能性が非常に高い得点帯にいると考えることが出来るのです。

したがって、全体として上記の得点を確保するように努めるのですが、それには各問題でばらつきが出ないよう、どの問題も上記の得点が確保できるようにする必要がありますから、自己採点してみて、上記の得点より著しく低い問題番号が把握出来たら、それに特化した対策をたて、まずはどの問題も同じような点数を取れるようにしてから、全体を底上げして行くのが望ましいでしょう。

問題の種類ごとの対策

短会話・Q&A選択が苦手な場合

リスニングの場合はとにかく類題に限らず英語の会話文をひたすら聞き込んで耳を慣らしておく事が必要です。その上で、文中の内容についてQ&A形式の出題になっている場合には、文章を聴く段階で何を問われるかを把握していなければ、問題文を最初から最後まで耳を傾けて聞いていたとしてもほとんど頭に入って来ない上、設問に進んでも答えるべき内容は記憶に残っていないでしょう。

したがって、問題文の放送が始まる前に手早く設問に目を通し、訊かれることを把握した上で問題文に耳を傾けるようにしてください。またその際、キーワードとなり得る言葉には線を引くなり、横に日本語でメモをするなりして解答がより選びやすくなるように工夫しましょう。

そして、これらの事を念頭に、出来るだけ沢山の過去問にあたる事をお勧めします。

短会話・応答文選択が苦手な場合

リスニングの場合はとにかく類題に限らず英語の会話文をひたすら聞き込んで耳を慣らしておく事が必要なのは上に同じです。その上で、文中の内容について応答文を選択する形式の出題になっている場合には、実際の会話を想定して選択肢を吟味しなくてはなりません。

それには何より、質問の内容を的確に聴き取り、意味を正確に理解する事が必要ですので、そこは聴き漏らさないように神経を集中させて聴く必要があるのですが、それに対する返答にあたるものとして、たいてい4択中2つのどちらかで迷わせるような選択肢になっているはずです。こればかりは文中で言っていたかどうかがすべての判断基準になる訳ですが、筆記と違って文章がそこに残っている訳ではありません。

したがって、一番望ましいのは、聴いている段階でそのシチュエーションをまずは出来るだけ頭の中で再現し、聴いた内容を図式化してメモする、という事です。Q&Aのように内容を把握出来ているかを問われる問題ではないので、キーワードをメモする事よりここでは、登場人物の互いの関係性や主張の違い、行動パターン等を聴きながら簡単な図として書き留めて、それをふまえて返答する側がどういう答えを返す事が予測されるのかを見破る必要があるのです。

したがってこちらも、出来るだけ沢山の過去問にあたる事をお勧めします。

会話文・Q&A選択および会話文・表完成が苦手な場合

こちらは、Q&A選択に関しては聴いている時にキーワードを書き留めておき、さらに登場人物の互いの関係性や主張の違い、行動パターン等を聴きながら簡単な図として書き留めておき、それらをふまえて返答する側がどういう答えを返す事が予測されるのかを見破る必要があるので、大問1と大問1の複合スキルのようなものが必要になってきます。

次に表完成に関してはセンター独特の問題となりますが、問題文を聴きながら表示されている表の中に分かったことから書き込んで行く集中力と手早さが必要となりますので、Q&A選択の問題同様にあらかじめ設問に目を通した上で、流れてくる問題文中の情報を直接表に入れて行くようにしてください。

聴きながら必要な事を必要な個所に書き留めるのですから、一度に2つの作業を行わなくてはならないのでかなり高度なスキルになりますが、やはりこれも慣れることが最も大切ですから、多分に漏れず出来るだけ沢山の過去問にあたってマルチタスク作業のスキルを磨いていって下さい。

モノローグ・Q&A選択(単問形式)およびモノローグ・Q&A選択(組問形式)が苦手な場合

こちらは、単問形式の問題については、読まれた3つの英文それぞれに関する問いに合う選択肢を選ぶ形式になっていますが、与えられる多くの情報から必要なものを選び出す能力が求められます。

したがってここもやはり、事前に設問に目を通しておき、問題文の放送を聴きながら必要な情報を聴き取り、書き留めていくのが基本スタイルとなる訳です。

組問形式の問題については、読まれた英文に関する複数の問いそれぞれに合う選択肢を選ぶ形式になっていますが、読み上げられる英文の表現がそのまま選択肢になるのではなく、同じ内容が別の表現で言い換えられている点に特に注意が必要です。

しかしいくら別の表現であるからといって、元々の表現で内容を理解することが出来ていなければまして別の表現になってしまったら把握出来なくなってしまうので、とにかく落ち着いて、元々の内容の中で解答に関係のありそうな情報を問題文の放送を聴きながら聴き取り、書き留めていくのは他の問題と同じです。

そして設問に解答する際は、それら書き留めた事と同じ意味合いで書かれている選択肢を見逃さないようによく吟味して下さい。

この問題に関しては慣れる事と同時に、普段から語い力を強化しておく必要があります。特に同じ意味の言い換え表現について、専用のノートを作成して一挙に書き出すと良いかもしれません。

それ以外は他の問題と同じように、とにかく沢山の過去問にあたってください。

まとめ

以上、センター試験の英語リスニング対策の方法について述べて来ましたが、これからやる事を具体的にイメージして頂くことが出来たでしょうか?

残り時間はあっという間に過ぎてしまいます。

他の教科の学習時間も確保しなければいけない中で、また二次対策により時間も労力も取られる中で、あまり難解でないセンターリスニング対策は軽視されがちです。

しかし、難解でないからこそきちんと対処しておけば本番で9割近くを得点する事も無理なことではなく、それによって二次試験を楽にする事が出来ますから、是非少しずつでかまわないので、筆記同様毎日コツコツと積み重ねて下さい。

リスニングについては特に、聴けば聴くほど耳が慣れて来て楽に感じるようになってくるものなので、苦手意識がある人はまだまだ聴いている量が足りないのだと思って、しつこいようですが、とにかくひたすら沢山似たような問題にあたって慣れて下さいね。

一度慣れてしまえば問題自体は筆記よりずっと簡単ですから、それこそ満点を取るのも決して無理な話ではありません。

リスニングが満点取れるのであれば筆記で多少失敗してもカバー出来るので、こんなに心強いことはありませんから、はじめは少しつらいかもしれませんが頑張ってみて下さい。

全ての受験生の皆さんの成功をお祈りしています。

この記事を書いた人