少数精鋭のエリート校「カリフォルニア工科大学」!その偏差値や入試情報などまとめ

大学

今回はアメリカのカリフォルニア州に存在し、前回紹介したマサチューセッツ工科大学と肩を並べる名門私立校、カリフォルニア工科大学を紹介します。

この大学は、「少数精鋭のエリート校」として名高く、生徒の人数は約950人と少ないものの入学難易度や教育レベルは非常に高いことで知られています。

日本ではあまり知名度がないかもしれませんが、イギリスの教育専門誌である『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』による「世界大学ランキング」の2020年版では、オックスフォード大学に次いで第2位に位置づけており、過去には第1位に輝いたこともあるほど優秀な大学なのです。

理工系の総合大学ですので、科学・工学分野の研究においては最先端の研究がされており、世界的に高い評価を受けています。

 

大学概要

カリフォルニア工科大学HPによれば、カリフォルニア工科大学は1891年9月、パサデナの慈善家であるエイモス・スロープがカリフォルニア工科大学の前身であるスロープ大学を設立しようとしたことから始まりました。

エイモス・スロープはパサデナのウスターブロックビルを借り、同年の11月にスロープ大学は31人の学生と6人の教職員で開校されました。

1921年までには、天文学者ジョージ・ヘール、化学者アーサー・A・ノイズ、物理学者ロバート・A・ミリカンによって、カリフォルニア工科大学に改称された同校の新しい方針が固められました。

その後長い年月を経て、ミリカンとその後継者であるリー·ドゥ・ブリッジ、ハロルド・ブラウン、マーヴィン・ゴールドバーグ、トーマス・エバーハートらが、カリフォルニア工科大学を現在の学術的および科学的優位へと導きました。

カリフォルニア工科大学のミッションは、教育と一体となった研究を通じて人間の知識を広げ、社会に利益をもたらすことです。優秀な学生を社会創造的なメンバーに育てながら、学際的な雰囲気の中で、科学技術の最も難解で根本的な問題を調査することを目的としています。

著名な卒業生としては、「人工知能の父」と呼ばれるジョン・マッカーシーや、『素晴らしき哉、人生!』などの代表作で知られる映画監督フランク・キャプラ、ノーベル化学賞とノーベル平和賞の受賞で知られるライナス・ポーリングなどが挙げられます。日本人の卒業生には、計算物理学者・コンピュータセキュリティ専門家である下村努などがいます。

学部・学科

カリフォルニア工科大学には、「生物学」「化学・化学工学」「エンジニアリング・応用化学」「地質学・惑星科学」「物理学・数学・天文学」「人文科学・社会科学」の6つの専攻が存在します。

理系大学なのでやはり理系の専攻分野が多いですが、人文科学や社会科学も存在しています。

特徴的なのは、地質学や惑星科学・天文学といった専攻分野が存在することです。

宇宙飛行士の卒業生を輩出していることや、NASAからの助成を受けた研究も行われていることからもわかるように、宇宙の勉強をしたい人にはぴったりの大学です。もちろん大学の看板である工学も人気のある専攻分野です。

どの分野においても、高い研究成果が挙げられており、ノーベル賞の受賞者も多数輩出しています。

驚くべきことに、現役教授にもノーベル賞受賞者が5人います

入試情報

カリフォルニア工科大学への出願に必要なものは、願書、75ドルの出願手数料(免除されることもあり)、共通テストのスコア、成績表、スクールレポートです。留学生の場合は、さらにTOEFLのスコアが必要になります。

カリフォルニア工科大学は非常に倍率が高く、合格率が10パーセントを切る年もあります。入学したい場合は、早くからの準備が必要となります。

どうしてカリフォルニア工科大学に入学したいのか、自分は大学のカルチャーにフィットしているか考えてみましょう。また、英語や共通テストの勉強にもかなりの時間を割くことが求められるでしょう。

学費・奨学金制度

カリフォルニア工科大学の2020年度の学費はおよそ600万円です。その他に住宅費や食費、教科書代などを含めると1年にかかるお金はおよそ840万円になります。

4年間では約3360万円が必要となりますが、カリフォルニア工科大学にも奨学金制度はもちろん存在し、学生全員が財政援助を受けられ出席費用を賄うことができます

カリフォルニア工科大学では、主に3種類の支援が提供されています。

その内訳は、返済不要の助成金と奨学金・キャンパスやその他の適格な機関で働くことによって得られるワークスタディ・退学後に利息で返済する必要があるローンです。

また、海外の大学へ行く人向けの奨学金を日本の財団や企業が用意している場合もありますので、探してみると良いでしょう。

学生寮

カリフォルニア工科大学には8つの学部生向け寮が存在します。寮生活の様子については、カリフォルニア工科大学のYouTubeチャンネルで見ることができます。

それぞれの寮に特色があり、非常に楽しそうな映像です。アメリカの大学は何処もそうですが、ほとんどの学生が寮で生活するため、寮選びは充実したキャンパスライフを送るために重要なものと言えます

進路実績

カリフォルニア工科大学の卒業生には、やはり優秀な大学というだけあって様々な選択肢が存在します。

大学院に進む場合としては、そのままカリフォルニア工科大学の大学院へ進む場合や、他の大学院へ行く場合もあります。就職する場合も、カリフォルニア工科大学の卒業生は引く手数多です。

世界大学評価機関である英国クアクアレリ・シモンズ社の2020年版「世界大学就職ランキング」では、カリフォルニア工科大学は堂々の第1位に輝きました。就職に非常に強い大学であることが伺えますね。

大学の雰囲気・メリット・体験談など

カリフォルニア工科大学には世界でもトップクラスの学生が集まっており、最先端の研究や議論ベースの講義とともに刺激的で充実したキャンパスライフを送れること間違いなしです。

「世界大学ランキング」や「世界大学就職ランキング」の常連校であることからもその優秀さはお墨付きで、卒業後も自分の進みたい道に進める可能性が高いです。

SATではほぼ満点、高校の成績はオールAという志願者が多いため入学するのは非常に難しいですが、勉強する価値は十分にあると言えます。

アインシュタインも一時期在籍していたカリフォルニア工科大学で最先端の研究をするということは、人生の中でかけがえのない経験になるでしょう。

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