勉強ができる人になりたい?「情報処理能力」を上げる方法

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こんにちは。

皆さんは学力をつけたくて塾に通ったり家庭教師を頼んだりすると思います。

では,その学力っていったいなんでしょうか?

勉強が出来る人=学力が高い人

というのが,大方の人が持っている認識だと思うのですが,それならば『勉強ができる人』って,どういう人なのでしょうか??

学校の成績が良い人?

偏差値が高い人?

知能指数(IQ)が高い人?

良い進学実績を誇る学校に通っている人?

これらすべてはYESと言えると思いますが,逆に言えば,勉強が出来ればこれら全てを満たすということになるのです。

つまり英語で表現すると,

『勉強が出来る』≠ They can study well (勉強を沢山する態度を取ることができる)

ではなくて,

『勉強が出来る』= They can deal with study well. (勉強を沢山処理することができる

です。

たとえば,毎日5時間とかそれ以上,机に向かって集中して勉強に打ち込んでいる人が前者だとすると,勉強をやらない日もあるし,やっても1時間程度しかはっていなくて,趣味や余暇にちゃんと時間を割いているけれど学校の成績も良いし偏差値も高い。という人が後者です。

たいてい,前者のタイプは「宿題も忘れたことはないし,こんなに毎日一生懸命勉強しているのにちっとも結果につながらない。」と思い悩んで塾に相談することが多いです。

逆に後者のタイプはあまり塾に通ったりせず独学で勉強して何とかなってしまう人が多く,テスト前に教室で「やべー。昨日あんまり勉強出来てないや。」とか言いながら前者より良い点を取ってしまえたりするのです。

一体何が違うのでしょうか?

知能指数(IQ)?

そうではありません。

唯一,違うのは『情報処理能力』なのです。

正直,知能指数(IQ)は学力にはさほど影響がありません。それほど,IQがとびぬけて高い人の割合は少数だということです。

つまり,目立って学力の高い人のほとんどは並みのIQであって,IQに関して言えばもしかしたら学力があまり高くない方の人の方がIQが高い場合だって多々あるのです。

では何が違うかというと,たとえば7の仕事があったとして,前者が一日5時間やって丸二日かかるとすると,後者は30分で同じ分量の仕事を仕上げてしまう,ということになります。

まさか,同じ仕事で10時間と30分の違いがあるなんて!という感じですが,本当にこれぐらいの差があります。

ではIQがあまり関係ないとすると,何が違うのかというと,それが情報処理能力なのです。

情報処理能力とは,その言葉の通り『情報をうまく処理する能力』です。

うまく,という言い方は漠然としていますが,つまり入ってくる情報を

  • 上手に整理整頓して
  • その中からその時々で必要なものだけを拾い上げ
  • 必要な日まで,すぐに取り出せるように頭の中にとどめておき,
  • 訊かれた時にどの情報が必要なのかを瞬時に理解し,該当するものを取ってくる

というフローを素早く,そしてスムーズに行うことが情報をうまく処理しているということになります。

情報処理能力が高い人は,ハイライトの仕方が上手なので,今回はどれを頭にとどめておけばよいのか,また,訊かれたらすぐに取り出せるようにしておくためにはどのような形で頭の中にしまっておくのが最も取り出しやすいのか,というのを自然に行うことが出来る人です。

要領が良いため無駄な所作がないので,その時々で必要のない情報の整理や出し入れに時間を使わない分,全体の作業時間が短くて済むのです。

そして全体の作業時間が短いため,より多くの情報を新たに整理整頓する時間もたっぷりありますし,気持ち的にも余裕があり,よりよい結果が出せるということなのです。

また,一度処理したことがある情報や知識は,その時に整理整頓して頭の中にしまっていますから,再び同じ情報や知識に出会った際に新たに覚え直したり思い出したりしなくても,スッと頭の中の引き出しから取り出すことが出来るので,その分の手間や時間がかかりません。

そして,人より沢山の学習量を人より短い時間で処理出来ますから,結果的に学校や模試での成績が上がり,たいして四苦八苦していないように見えて良い学校に受かる,という結果がついてきます。

さらに、次々と与えられる課題を要領よく片づけて行くので,結果として膨大な量の情報や知識をさばくことになり,どんどん学力が上がっていくのです。

こんなに良いことはありませんね。

では,どうやったら情報処理能力を上げることができるのでしょうか

ベタですが,これは『習うより慣れろ』の一言につきると思います。

東大生は,この情報処理能力が極めて高い人ばかりだと思いますが,彼らは生まれつき情報処理能力が高かった訳ではなくて,小さい頃から,繰り返しくりかえし沢山の情報を処理する作業を繰り返して練習を積んでいるのです。

だから,ある程度成長した時に,既に要領が身に着いている訳で,人間は誰でも,同じことをやればやるほど慣れて上手になっていくものですから,やはり繰り返しくりかえし,回数をこなすのが良いと思います。

つまり,慣れて要領が身に着くまでは少し辛抱して,時間がかかっても仕方がないですから,少しでも早く(かつ正確に)その作業が終えられるように,と願いながら,集中して毎日取り組むことを続けていれば,徐々に時間が縮まって,かつ要領も良くなっていくのです。

それでも伸び悩んだら,是非要領の良い人をうらやむのでなく,要領の良い人の要領を見て真似してみて下さい。

ノートの取り方

暗記のしかた

時間の使い方計算のしかた

等,参考にできることは沢山あると思います。

近くに参考に出来る要領の良い人が居なければ,是非塾に相談してみてください。

例えば塾の先生が受験生だったころ,どういうノートの取り方やどういう勉強方法をとっていたのか,毎日どれぐらい勉強していたのか,効率的な時間の使い方とは何なのか,先生をやっている人なら誰でも良いアドバイスをしてくれるでしょう。

皆で要領の良い人になって,気持ちにゆとりのある社会を作っていきたいものですね。

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